事例

センチュリーリンク株式会社

センチュリーリンク株式会社

国際スポーツ映像に4000万ものセッションが集中、安定配信を支えたのはP2P技術

ネットを介したライブストリーミングの需要が高まると同時に、視聴者からの品質に対する要求も厳しさを増している。トラフィックが集中する中でも安定配信を実現するため、国際スポーツイベントで利用された配信技術が注目されている。

要約

 インターネットを介したライブストリーミング配信が一般化したことで、映像コンテンツの視聴手段はPCやタブレット、スマートフォンなどと多様化している。同時に、配信事業者は、その配信品質に対する視聴者からの厳しい要求に応えるという課題にもさらされている。

 特に国際的なスポーツイベントでは、ライブストリーミングに視聴者が殺到し、帯域幅不足になるのが常だ。だが、2018年には国際的なスポーツイベントで、欧州・中南米を合わせて4000万ものビデオセッションがありながら、安定的かつ高品質なライブストリーミングに成功した。コンテンツ配信ネットワーク(CDN)とピアツーピア(P2P)技術を組み合わせた、独自のCDNメッシュ配信を利用したからだ。

 この手法により、近くのCDNや視聴者のデバイスからビデオソースをマルチ化し、配信を効率化。往復時間の短縮やバッファリングの減少、ビットレートの高速化を実現した。本資料は、この画期的な配信技術を解説したドキュメントだ。ライブストリーミングに接続するデバイスが増加した方が通信品質を向上できる理由を確かめてほしい。

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