レポート

日本ヒューレット・パッカード合同会社

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米国医療機関が電子カルテ更新に合わせて無線LAN製品をアップグレードした理由

16万人の医療を支えるMCH Odessaは、増え続ける接続数をカバーするため、無線LANの刷新に踏み切った。ただ、来院者だけでなく職員も利用するため、クリティカルなアプリケーションもサポートする必要があるが、どう乗り切ったか。

要約

 テキサス州オデッサにある医療機関「Medical Center Health System」(MCH Odessa)は、グループ全体で400以上の病床を備える。同病院では、来院者と職員のためにワイヤレスネットワークを敷くが、ユーザー数はどんどん増加し、今の環境で全ユーザーをサポートするのは困難だった。また、今まで10年間使い続けた無線LANシステムには接続品質にも問題があった。そこで、同病院はこれを刷新しようと考えた。

 刷新にあたり、接続品質以外で求める要件は「ユーザーアクセスのレベル階層化」「職員と来院者用のネットワークのセグメント化」「異なる水準のパフォーマンスを提供すること」の3つだ。この要件を満たす最適解はあるのだろうか。本資料では、MCH Odessaのネットワーク刷新の過程と直面した課題、そして通信環境がどう変わったのかを説明する。

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