事例
モバイルアイアンジャパン
セキュリティも利便性も妥協しない、製造業大手に学ぶモバイル管理の最適解
モバイル標準端末としてiPhoneやiPadを採用したが、セキュリティのため導入した 管理ツールにより利便性が損なわれていた製造業大手企業。その課題を解消すると ともに業務効率化も実現した同社の事例から、モバイル管理の最適解を探る。
要約
オフィス向けプリンタや複合機、近年では産業用印刷領域にも注力するブラザー工業。同社はモバイル標準端末としてiPhoneやiPadを採用し業務に活用、その運用管理のためにモバイルデバイス管理ツールを使用していた。しかしユーザーレベルの使い勝手において、さまざまな課題があった。
その課題とは、例えばメールやスケジュールの配信や同期が遅延したり、ファイルサーバの情報にアクセスできなかったりという点だ。中でも、メールに添付されたパスワード付きのファイルが読めないことは、外出先の社員に帰社後の作業を強いることになり、モバイルツールの持つ機動性が大きく損なわれていた。
そこで同社は、従来の管理ツールのライセンス切れを機にデバイス管理ツールを刷新した。新たに導入されたEMM(エンタープライズモビリティ管理)により、問題だったパスワード付き添付ファイルの閲覧が可能になったほか、アプリ利用も拡大し、業務効率化が進んだという。高いセキュリティと利便性を両立させた、同社のEMM導入の経緯と効果を本資料で詳しく見ていこう。