
メタウォーター
“使える”リモートアクセス環境を整え、働き方改革を推進
以前導入していたリモートアクセスは、使える端末が限られ、運用や管理にも多大な手間とコストがかかっていた。だが、新しいソリューションの導入がその状況を一変させた。

水・環境分野における総合エンジニアリング企業として、2014年には東証一部への上場を果たしたメタウォーター。使い方が限定されていたリモートアクセス環境をリプレース。新たなソリューションを導入することで、運用の負荷やコストが削減されただけでなく、利用者も拡大。“使える”リモートアクセス環境で、働き方改革を進めている。
課題
同社では、遠隔でのサーバ保守や、柔軟な勤務形態の実現などを目的に、2000年代後半というかなり早い時期から、ソフトウェアVPNなどのリモートアクセス環境を整え、一部の部門で利用していた。しかしながら、使える端末が限られたり、認証に手間がかかったりと課題も多く、限定的な利用にとどまっていた。さらに会社貸与のPCや通信カード、VPNのIDを用意するなど、運用や管理にも多大な手間やコストがかかっていた。
解決方法
同社は、手元の端末に社内のPCの画面情報を呼び出して操作できるクラウド型リモートアクセスサービス「マジックコネクト」を導入し課題解決を図った。インターネットにつながっているPCにUSBキーを挿すだけで簡単に利用できるマジックコネクトは、タブレットやスマートフォンでの利用も可能。手元の端末から社内PCのプログラムやデータが全て利用できる。特別な装置の導入やネットワーク環境の変更も不要となっている。
効果
導入以降、同社IT企画部では、マジックコネクトを利用した働き方を積極的に提案。社外で仕事をする機会の多い社員などに試用してもらったり、年に4回ほど行う社員に向けた勉強会でマジックコネクトを紹介したりすることで、徐々に利用者は増加。在宅勤務やモバイルワークなど同社における働き方も多様化していった。そして社員向けにテレワークのトライアルも実施。働き方改革の加速に貢献している。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
---|---|
課題 | 業務効率化 |
業種 | 製造業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2012年 |
提供企業・製品
導入製品名:リモートアクセスサービス 「MagicConnect(マジックコネクト)」
提供企業:NTTテクノクロス株式会社
掲載日:2018/04/01
更新日:2018/11/07
掲載内容は掲載日、更新日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。