共立建設
2008年、マジックコネクトを導入。国が提唱する前から働き方改革
今や働き方改革は、国の重要な施策の1つとなっているが、2008年、既にリモートアクセスサービス活用による働き方改革を進めていた企業が、ここに紹介する共立建設だ。
NTTの関連企業として、多岐にわたる建築物の施工を手掛ける共立建設。同社は2008年、柔軟で効率的な業務体制の構築を目指し、NTTテクノクロスのリモートアクセスサービス「マジックコネクト」を導入した。同サービスの導入により、働き方を改善し、ワークライフバランスの実現を目指す共立建設。社員の働き方はどう変わったのか?
課題
建設現場や宿泊先のホテルなどからモバイル回線を使って社内のPCへリモートアクセスし、メールやグループウェアなどを利用できるようになれば、わざわざ会社へ戻らずとも作業ができると考えた。また、2009年の新型インフルエンザの流行や、2011年の東日本大震災で大きな影響を受けたこともあり、非常時にも社員が出社せずに業務を継続するためには、どのような仕組みがあればよいのかを検討していた。
解決方法
もともとNTTテクノクロスのWeb会議システムを導入していたこともあり、同社のリモートアクセスサービス「マジックコネクト」を導入。導入において最も重視したのは、セキュリティだった。こうしたサービスを使うことで、社内の機密情報が外部へ漏れるようなことがあっては、大きなトラブルになる。マジックコネクトなら、社内のPCやサーバに置いてあるファイルを一切持ち出せない仕組みのため、安心だった。
効果
当初は部長、支店長クラスが情報共有のため「USB型」を利用していたが、徐々に利用者が拡大。同じアカウントで「モバイル」も利用できるようになったため、今では営業担当者のほとんどが利用。場所を選ばず顧客の情報を確認できたり、社内にある資料の確認や編集が可能になったりしたのは、大きなメリットだという。導入から7年が経過したが、これまで一度もトラブルは起きておらず、ノンストップでサービスを利用できている。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 製造業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2008年 |
提供企業・製品
導入製品名:リモートアクセスサービス 「MagicConnect(マジックコネクト)」
提供企業:NTTテクノクロス株式会社
掲載日:2018/04/01
更新日:2018/11/07
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