事例

富士ソフト株式会社

富士ソフト株式会社

8000枚/日の紙を削減、香川証券に学ぶタブレット活用によるペーパーレス化

四国4県と岡山、東京に営業ネットワークを持つ香川証券は、iPadとペーパーレスシステムの融合で、紙の削減だけでなく、さまざまな課題を解消している。ペーパーレス化を通じて顧客の利便性向上を追求する同社の取り組みを紹介する。

要約

 業務効率化の一環として経営幹部や営業部のメンバー約100人にiPadを配布し、その有効活用法を探っていた香川証券。同社では、以前からペーパーレス化の取り組みも検討していたことから、責任者会議や日々の会議でiPadを活用することで、業務効率化とペーパーレス化を実現するための仕組みづくりを開始した。
 
 そこで同社が導入したのが、タブレット端末やPC環境から素早く資料にアクセスできるペーパーレスシステムだ。会議から紙資料をなくすことで、コストや印刷の手間を削減し、機密資料の回収リスクも軽減される。実際に同社では、1回の責任者会議で1500枚の紙と印刷・製本などの手間を削減。さらに、約160人が集まる全社員研修では、1日で8000枚もの紙の削減に成功したという。
 
 また、社内での利用にとどまらず、営業の現場でもペーパーレス化を進めている同社。資料を顧客に見せる際にiPadと同システムを活用することで、提案の幅を広げ、顧客の利便性向上を目指している。本資料では、同社の取り組みを基にペーパーレスシステムの活用法とその実力を探る。

アンケート