レポート

横河レンタ・リース株式会社

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1300台規模のWindows 10移行の成功事例から見えた、最新OSの利点と運用課題

2020年1月の延長サポート期限を控え、多くの組織でWindows 10移行が急務となっている。新OSでは移行に加え、運用上の課題もあるといわれる。そこで約1300台の移行を成功させた横河レンタ・リースの情シス担当者に移行のポイントを聞いた。

要約

 2020年1月の延長サポート終了を控え、多くの組織でWindows 7からWindows 10への移行が進んでいる。新OSへの移行自体が負荷の高いミッションだが、移行後の運用の変化に不安を抱える担当者も多いだろう。

 特に大きな変化は、Windows 10から半年ごとに提供されるFU(Feature Update)だ。アップデータ容量が数GBと大きく、WSUSを使ったネットワーク配信では負荷がかかり過ぎる可能性がある。その解決策の1つに、ネットワークへの負荷分散機能が付いた配信ソフトがある。拠点ごとにエージェントを導入したPCを置き、そこから拠点LAN内で分散配布することでWANの負荷を軽減できるものだ。

 このFUはキッティング作業にも影響を与える。OSのバージョンアップごとにマスターイメージを再作成・更新する従来のやり方では運用工数が大幅に増えてしまうのだ。本資料は、こうした移行の作業や移行後の運用で注意すべきポイントや工夫を移行企業に聞いたノウハウ集だ。FAQ形式で記述されているため、これからOS移行に取り組む組織はぜひ参考としてもらいたい。

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