増大するITインフラ管理の負担、どう乗り越えればよいか
リモートワークの普及やクラウド活用の加速により、企業のITインフラはかつてないほど複雑化しています。システムの安定運用はもちろん、セキュリティ対策やコスト最適化にも配慮しながら管理を行う必要があり、情報システム担当者の負担は増大する一方です。
そこで今回は、運用自動化や効率化に役立つシステム運用管理ツールをはじめ、VDI、クラウドストレージなど、インフラ管理を支援するソリューションを紹介します。ITインフラの運用負荷を軽減し、安定したシステム環境を実現するための参考にしてください。
クラウドストレージ構築ソフトウェア 「CLOUDIAN HyperStore」
株式会社 科学情報システムズ
大手クラウドサービスが自社開発するクラウドの技術をパッケージソフトウェアとして製品化。容量制限のないクラウド型のストレージシステムを自社内に構築・運用できる。
文書、写真、動画、仮想サーバのイメージやテンプレート、ビッグデータ分析用ログなど業務に必要な大容量データを安全に保存、活用することができる。
HAクラスターソフトウェア「LifeKeeper」
SCSK株式会社
パブリッククラウドを始め、オンプレミスの物理環境や仮想環境などさまざまなプラットフォーム上のOSやミドルウェアに対応し、システムの高可用性を実現。見落としがちなミドルウェアの可用性も強化できる。企業の課題に応じた最適な構成を提案し、導入後も安心の技術サポートを提供する。
統合運用管理ツール「Senju/EN」
株式会社野村総合研究所
異なるシステム運用管理ツールを統合。「Hubエンジン」で、多様な管理ツールからのメッセージを集約できる。「Ruleエンジン」で、多段階での高度なフィルタリングを行い、必要な情報のみを抽出。「Viewエンジン」で、役割ごとに必要な情報を、わかりやすいUIで、リアルタイムに表示する。
EOSL延長保守サービス(第三者保守サービス)
データライブ株式会社
メーカー保守切れのサーバやストレージ、ネットワーク機器などのハードウェアに対し、第三者保守専門ベンダーとして長期保守サービスとEOSL保守パーツを提供する。データライブ関東ストックセンターには、80万点超のメーカー販売終息パーツが備蓄されており、さまざまなハードウェア製品の障害に24時間体制で対応可能。