システムの複雑化で増える運用管理負荷、効率化する方法は?
システムの安定稼働に責任を持ちつつ、従業員の働きやすさにも大きな役割を果たしている情報システム部門。その業務は定常的なシステム運用だけでなく、法制度への対応やセキュリティ対策など幅広く、さらに近年はシステムの複雑化による業務負荷も増している。
そこで今回は、システム運用管理を自動化・効率化するソリューションに関する情報を一挙に紹介する。情報システム運用の手間を軽減するヒントがきっと見つかるはずだ。

マイナンバー制度に伴うセキュリティ対策としてログ管理を強化
株式会社ラネクシー
太陽光発電システムの設計・施工・販売を手掛ける横浜環境デザインは、情報漏えい対策とマイナンバー制度に合わせた本格的なセキュリティ対策が求められた。許可された担当者以外のPCアクセスを禁止するとともに、PC操作ログ取得の仕組みを導入することで、万が一の際の証跡の収集を可能にし、また不正を予防する体制も実現している。
システム運用管理ツール「Senju/DC」
株式会社野村総合研究所
提供開始から30年。システム運用において最も重要である「モニタリング」や「ジョブスケジュール」に加え、「マルチクラウド管理」「運用自動化」「DevOps」などの機能を提供。SaaS型は「mPLAT/SOP」として提供している。
ネットワークフォレンジックサーバ 『NetEvidence Ax Ver.4.0』
株式会社オーク情報システム
全インターネット通信を記録・保存し、有事の際に漏えい源を追跡できるネットワークフォレンジックサーバ。メールの添付ファイルも掲示板の書込み内容も検索・確認できる。
ネットワーク経由での情報漏えいを防止。万一漏えいした場合にも、短時間に漏えい源や時期、範囲などを特定することが可能。