サーバの管理・運用工数を減らすために有効な対策とは

業務サーバの管理・運用は、通常時の安定稼働にかかる作業だけでなく、セキュリティの確保やBCP、ガバナンス強化などさまざまな対応が必要となる。また、運用が最適化されていないと情報システム担当者の負担増大や無駄なコストにもつながりかねない。

そうした作業負荷は、最適なツールやサービスを活用することで解消もしくは軽減することが可能だ。今回はそうした製品の情報をまとめてご紹介しよう。業務の逼迫に悩む情シス担当者にはぜひご覧いただきたい。

クラウドストレージ構築ソフトウェア 「CLOUDIAN HyperStore」

株式会社 科学情報システムズ

大手クラウドサービスが自社開発するクラウドの技術をパッケージソフトウェアとして製品化。容量制限のないクラウド型のストレージシステムを自社内に構築・運用できる。
文書、写真、動画、仮想サーバのイメージやテンプレート、ビッグデータ分析用ログなど業務に必要な大容量データを安全に保存、活用することができる。

HAクラスターソフトウェア「LifeKeeper」

SCSK株式会社

パブリッククラウドを始め、オンプレミスの物理環境や仮想環境などさまざまなプラットフォーム上のOSやミドルウェアに対応し、システムの高可用性を実現。見落としがちなミドルウェアの可用性も強化できる。企業の課題に応じた最適な構成を提案し、導入後も安心の技術サポートを提供する。

システム運用管理ツール「Senju/DC」

株式会社野村総合研究所

提供開始から30年。システム運用において最も重要である「モニタリング」や「ジョブスケジュール」に加え、「マルチクラウド管理」「運用自動化」「DevOps」などの機能を提供。SaaS型は「mPLAT/SOP」として提供している。

NEC Virtual Desktop for Microsoft Azure

日本電気株式会社

NECが自社グループ11万人のテレワーク環境を運用してきた実績とノウハウをもとに提供するサービス。スモールスタートの利用から大規模ユースまで幅広い企業に、テレワークや社内利用など多様なワークスタイルに対応した快適かつセキュアな業務環境を提供する。

SaaS型PC操作ログ管理「MylogStar Cloud」

株式会社ラネクシー

サーバー不要で導入作業や運用管理の大幅な工数削減を実現。PC操作ログ管理で業務を可視化し、情報漏えい対策や業務改善をサポートするクラウドサービス。

EOSL延長保守サービス(第三者保守サービス)

データライブ株式会社

メーカー保守切れのサーバやストレージ、ネットワーク機器などのハードウェアに対し、第三者保守専門ベンダーとして長期保守サービスとEOSL保守パーツを提供する。データライブ関東ストックセンターには、80万点超のメーカー販売終息パーツが備蓄されており、さまざまなハードウェア製品の障害に24時間体制で対応可能。