情報漏えい事故、「まさかうちの会社で」と気付くのは起きた後…
多くの企業では既に何らかの情報セキュリティ対策を講じているだろう。また、従業員がテレワークなど業務用PCを社外に持ち出す際は、紛失や盗難に十分注意しているはずだ。それでもシステムの脆弱性や心の隙をついて起きてしまう情報漏えい事故。企業は万が一情報漏えいが発生した場合にも被害を最小限に抑え、迅速な原因究明が行える体制作りを目指すべきだろう。
今回は、企業の情報漏えい対策を支援するセキュリティソリューションをまとめて紹介する。自社の大切な情報資産を守るための参考としていただきたい。
Thales 認証ソリューション
タレスDISジャパン株式会社
堅牢なセキュリティが求められる政府機関や金融機関でも採用されるID・アクセス管理ソリューション群。FIDO、OTP、ICカード、各種トークンなど多様な認証方法、IDaaS型アクセス管理(SSO)、リスクベース認証を提供。従業員、顧客、取引先といった幅広いユーザーのIDに対応し、リスク低減とセキュリティポリシー順守に貢献する。
Okta Workforce Identity
Okta Japan株式会社
クラウド時代に最適なゼロトラストセキュリティと利便性を両立するアイデンティティ管理ソリューション。シングルサインオンや多要素認証を通じて全てのユーザーに安全なアクセス環境を提供。7,000を超えるアプリとの連携により柔軟な運用を実現。特権アクセス管理やアイデンティティガバナンスにも対応する。
高セキュリティ RADIUS認証アプライアンスサーバ
株式会社インフィニコ
Made in JAPANの省電力RADIUS認証アプライアンスサーバ。シリーズ全製品が異拠点間での冗長構成が可能。多様な認証方式、IPv6に対応。外部AD連携機能標準搭載モデルも用意。モバイルデバイスを無線LAN経由で企業システムにアクセスする企業のセキュリティを強化を支援。
ネットワーク監視・管理ツール「NetCrunch(ネットクランチ)」
株式会社情報工房
小~大規模ネットワーク向けの統合型監視・管理ツール。グラフィカルなインタフェースと直感的な操作方法が特長。
エージェントレスなので簡単導入が可能。ネットワーク監視・管理のコストを削減できる。また、必要な機能が網羅され簡易な操作で導入できるので、情報システム担当者の業務負荷の低減にもつなげることが可能。
エンタープライズID管理「Extic」
エクスジェン・ネットワークス株式会社
エンタープライズID管理の基盤をSaaSとして提供することで、迅速かつ手軽にID管理を始めることが可能。Active Directoryと連携することで、クラウドサービスだけでなく、オンプレミスのアプリケーションを含めたID管理およびクラウドサービスへのシングルサインオンを実現する。
ID・アクセス管理 「Identity Governance & Administration」
EVIDIAN-BULL JAPAN株式会社
Evidian独自の拡張RBACモデルに基づくロールベースのアクセス管理機能等を提供するオールインワンのID管理ソリューション。
オンプレミス環境上のITリソース(Active Directory、業務アプリケーション 等)、クラウドサービス(365、Salesforce、Box 等)上のアカウント/権限の一元管理を実現。
標的型攻撃メール訓練サービス dmt
株式会社クオリティア
自社で運用可能なセルフ型の標的型攻撃メール訓練サービス。180種類以上の訓練シナリオや、メールや添付ファイルの編集、14種類の訓練用ドメイン、ダッシュボードによる訓練状況の把握など豊富な機能を搭載。回数無制限で訓練を実施できるため、会社全体のセキュリティレベルの向上と平準化を推進できる。
ネットワーク監視マネージャ ThirdEye
株式会社ロジックベイン
未然に大きな事故を回避できるよう、どのセグメント、どの機器にどのような障害が起こったかなどをいち早く検知し、管理者に通知するネットワーク監視マネージャ。
ネットワーク管理の玄関口である障害管理、死活管理、トラフィック量を分かりやすく、素早く掌握可能にする。
BitLocker運用管理ツール「PerfectWatch for BitLocker」
SCSK Minoriソリューションズ株式会社
Windowsの標準機能である「BitLocker」の運用管理を効率化し、セキュアな利用環境を実現する。クライアントの回復キーを一元管理でき、運用効率化、不正使用の防止を実現する。
利用環境にあわせてクラウド版とオンプレミス版を選べるため、低コストで使用可能だ。
ファイル暗号化ソフト CyberCrypt Ver.5.1(Windows 11対応)
株式会社オーク情報システム
簡単操作のファイル単位の暗号化ソフト。監査や緊急時には企業で1つ所有する「マスターキー」で復号できる。
テレワーク等の働き方の多様化に伴う機密情報取り扱い強化のため、利用者に負担をかけることなく情報漏えいリスクを回避することができる。