事例

ヴイエムウェア株式会社

ヴイエムウェア株式会社

りそなグループに学ぶHCI導入、移行期間とシステム停止時間を最小化する秘訣は

りそなグループがプライベートクラウドとして運用してきた事業基盤は、長年の運用を経て肥大化・複雑化していた。そこで基盤の刷新を目指した同社だが、大規模なだけに移行リスクが懸念された。同社はスムーズな移行をどう実現したのか。

要約

りそなグループに学ぶHCI導入、移行期間とシステム停止時間を最小化する秘訣は

 事業基盤の運用が長期化すれば、肥大化や複雑化は避け難い。そこで、サーバとストレージの一体運用が可能なハイパーコンバージドインフラ(HCI)を活用することで、運用の効率化や投資の最適化を図る企業が増えている。ただし、問題となるのが大規模な移行だ。

 多様な金融サービスを提供するりそなグループも、同様の課題に直面した企業だ。約130のシステムが稼働する現環境の移行に際し、当初に見込まれた期間は40週間以上。ミッションクリティカルなシステムも多いだけに、この移行期間をできるだけ短縮し、業務への影響を最小限にとどめる必要があった。そこで注目したのが、仮想マシンを効率的にバックアップできる移行ツールの活用だ。

 これにより移行期間は約10週間まで短縮し、スケジュール通りのスムーズな移行を完了することができた。本資料では、同社がHCIへの移行をスムーズに実現できた理由を解説するとともに、高度な圧縮機能によるデータ容量の削減、RAID 6構成によるデータの安全性の確保など、HCIの活用により得られたメリットなども紹介する。

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