低コスト、安定稼働の社内インフラ構築でVDI環境のリスクを分散

セコムトラストシステムズ

低コスト、安定稼働の社内インフラ構築でVDI環境のリスクを分散

既存のVDI(仮想デスクトップインフラ)よりも障害発生率を抑えて、安定稼働するシステムの構築を約1カ月という短期間、かつ低コストで実現できた理由とは?

  • 業務効率化
  • 情報サービス業
  • 情報システム部門(開発系)
低コスト、安定稼働の社内インフラ構築でVDI環境のリスクを分散

安心に対するニーズに高いレベルで応えるため、安定稼働する社内インフラを整えることが急務だったセコムトラストシステムズ。既にVDI環境を構築していたが、万が一障害が発生した場合のリスク分散を図るため環境の統一は行わず、異なる環境も構築する必要があった。インフラ部分のコストや設計・構築期間も短縮できる方法で課題を解決した。

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課題

 セコムグループのBPO・ICT事業の中核を担う同社では、「セコムグループ2030年ビジョン」における「あんしんプラットフォーム」構想の実現に向けて取り組みを強化。安心に対するニーズに高いレベルで応えるため、安定稼働する社内インフラを整えることが急務となっていた。既にVDI環境を構築していたが、万が一障害が発生した場合のリスク分散を図るため環境の統一は行わず、異なる環境も構築する必要があった。

解決方法

 同社はリモートPCアレイを導入。1Uの筐体に20台の物理PCカートリッジを搭載し、仮想デスクトップに必要なCPU、メモリ、ストレージ(SSD)、ネットワークスイッチ、マネジメントソフトウェアをオールインワンで提供するソリューションだ。物理PCにリモート接続を行うので、ハイパーバイザーが不要。低コスト導入可能、安定したパフォーマンス、低い障害率発生、短納期などのメリットから同製品を選んだという。

効果

 VDIを大規模展開した場合は8〜12カ月要するところを、約1カ月で導入完了。コストも低く、検討していた予算内に収めることができた。ユニット内に格納されている個々のデスクトップ環境へリモート接続するので、CPU、メモリ、HDDなどのリソースを個人個人で使用でき、エンドユーザーの満足度も高い。7700台を導入して1年以上経過した時点で平均月間故障率は0.02%以下にとどまり、今後は導入台数を増やしていく予定だという。

事例概要

企業規模 企業規模問わず
課題 業務効率化
業種 情報サービス業
部署 情報システム部門(開発系)
地域 国内
導入年 -

提供企業・製品

導入製品名:アセンテック仮想デスクトップソリューション

提供企業:アセンテック株式会社

URL:https://www.ascentech.co.jp/solution/rpa/rpa.html