九州旅客鉄道
CMSによるWebページの内製で、タイムリーな情報発信へ
上場に伴いサイトリニューアルを行ったJR九州では、CMSを導入することで、グループ全体で行う鉄道以外の事業もアピールし、タイムリーな情報発信ができるようになった。
株式上場のタイミングでWebサイトのリニューアルを行った九州旅客鉄道では、よりスピーディーで効率的に情報発信を行うためにCMSを導入。ガバナンスをきかせながら、各事業の担当者自身で簡単にWebサイトを更新できるようになり、部署異動があっても継続してWebサイトを運営できる体制づくりとタイムリーな情報発信が可能になった。
課題
Webサイトのリニューアルを決定した九州旅客鉄道(JR九州)は、株式上場に伴うサイト上へのIR情報コンテンツの追加や、今後より効率的に情報発信を行う体制強化を図った。しかし、それまでのサイトコンテンツ制作は関連会社にHTML制作を依頼する形であったため、スピーディーな情報発信や企業グループ全体でのWebサイト活用が難しかった。外注のみに頼らず自社の各事業担当者がコンテンツを発信できる仕組みが求められていた。
解決方法
JR九州では、各事業の担当者がそれぞれに発信できるようユーザー管理やデータの更新がしやすいCMSを導入。コンテンツ担当が入力したデータに対してWebサイトへの掲載を承認し公開するまでのワークフロー機能も充実しているためガバナンスが確保できる点、テンプレートを活用して内製で容易にページ制作できる点、またワープロソフト感覚で入力できる操作性が評価ポイントとなった。
効果
JR九州では、テンプレート作成機能を活用し、まずWebページのモジュールを作り込んでいった。こうして一度作成したモジュールから必要な要素をパーツとして組み合わせることで、簡易なページは外注せずに自社で作成し公開できるようになった。自分たちの手で簡単に情報発信を行えるようになったことで、災害発生時にもバス会社との輸送代行調整が済み次第、お客さまが知りたい情報をタイムリーに発信できるようになった。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | コスト削減 |
業種 | その他業種 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:NOREN
提供企業:株式会社のれん
掲載日:2018/11/05
更新日:2019/02/04
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