日本マクドナルド
店舗情報の更新を2週間ごとから毎日に ユーザーの利便性も向上
日本マクドナルドでは、地図情報サービスを一新。それに伴い店舗情報の更新作業における負荷を軽減した。ニーズに応じた検索も可能になり、ユーザーの利便性が向上した。
日本マクドナルドではコーポレートサイトやスマートフォンアプリにて営業時間や位置情報といった店舗情報を掲載していたが、情報更新の遅さと複数サイトでの更新の不一致が問題になっていた。新たな地図情報サービスを導入したことで、更新にかかる作業の一部を自動化、絞り込み検索性能も向上させたことで、ユーザーの利便性向上を実現した。
課題
日本マクドナルドではコーポレートサイトやスマートフォンアプリ用に、店舗の場所や営業時間などを案内するため地図情報システムを利用した店舗検索機能を設けていたが、そのシステムは更新が2週間に1度しかできなかった。また別途、そうした店舗情報を検索エンジンの結果ページに表示できるサービスも利用しており、更新の手間が二重になっていた。結果、情報が古いことによるクレームや、UI不統一による不評を招いていた。
解決方法
同社では、システムの再構築を決め、新しい地図情報サービスを選定。世界中で使用されている地図情報サービスであり、ユーザーが使い慣れていること、また近年増加する外国人観光客のために母国語でも使える店舗検索機能を備えていることが決め手となった。
さらに別途利用していた検索サービスの公開APIを用いて情報を連動更新できるようにした。また、バックエンドシステムも改修し毎日でも更新できるシステムを実現した。
効果
Webサイトのリニューアルオープン後は、店舗情報の修正が迅速になり、各サービスでの情報の不一致も解消された。さらにデザインも統一し、絞り込み検索機能についてもキーワードを増やして対応、ユーザーの使い勝手を向上させた。そのためか、問い合わせの件数はシステム導入前に比べ激減している。
また、更新作業が簡素化されたことで、キャンペーン企画などの掲載も即対応できるようになり、機動力も向上したという。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 顧客接点拡大 |
業種 | サービス業 |
部署 | マーケティング部門・広報部門・宣伝部門 |
地域 | 国内 |
導入年 | 2016年 |
提供企業・製品
導入製品名:店舗検索システム GOGA Store Locator
提供企業:株式会社ゴーガ
掲載日:2018/11/05
更新日:2019/02/04
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