セブン&アイ・フードシステムズ
「店が探しづらい」を解消 Webサイトへのアクセス数150%増
セブン&アイ・フードシステムズが展開する「デニーズ」ではWebサイト上の店舗検索システムに難があり、クレームも出ていた。クレームゼロを実現した同社の取り組みとは?
ファミリーレストラン「デニーズ」の公式サイトは、これまでPC向けの設計だったこともあり、ユーザーから「店舗検索が使いづらい」という声が上がっていた。そこでWebサイトリニューアルを行うとともに新たな地図情報システムを導入し、店舗検索システムを一新。以前のようなクレームはなくなり、サイトアクセス数も150%アップを実現した。
課題
「デニーズ」の公式Webサイトは、これまでPCの閲覧を前提としたものであったが、実際はアクセスの70%がスマートフォンからという現状が判明した。もともとPC向けの表示でも、店舗検索では地図表示画面に到達するまで数回のクリックが必要で操作性に難があり、店が探しにくいというクレームが月に1~2件ほど寄せられていた。そのため実際には10倍、100倍のサイレントマジョリティーがいることが予想された。
解決方法
同社では、公式Webサイトをスマートフォンに最適なものになるように全面的なリニューアルを実施。それに伴い、店舗検索で使われているシステムに、スマートフォンで最も利用されており、使い勝手が良いと広く認知されている地図情報システムの導入を決めた。同社の公式アプリにも同じ地図情報システムを連携させる際に、やや技術的な調整が必要になり時間は要したが、リニューアル全体は順調に進み、公開まで至った。
効果
GPSとの連動により、ユーザーがいる位置から最寄りのデニーズの店舗を即座に表示できるようになり、「食べたい」と感じたユーザーをすぐに店舗へ誘導できる仕組みが整った。サイトリニューアル後は、以前のような「使いづらい」というクレームはこなくなった。公式Webサイト全体のリニューアル後、アクセス数は150%増を実現。全体の改善もさることながら、やはり地図の使い勝手の向上が大きな要因であると捉えているという。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 顧客接点拡大 |
業種 | サービス業 |
部署 | マーケティング部門・広報部門・宣伝部門 |
地域 | 国内 |
導入年 | 2014年 |
提供企業・製品
導入製品名:店舗検索システム GOGA Store Locator
提供企業:株式会社ゴーガ
掲載日:2018/11/05
更新日:2019/02/04
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