ヤマダコーポレーション
バックアップデータの即時性が増し、事業継続性向上に貢献
ヤマダコーポレーションは東日本大震災を機にバックアップアプライアンスソリューションを導入。遠隔地バックアップだけでなく、クラウドGUIによる一括管理も実現した。
ヤマダコーポレーションはBCP対策とバックアップの運用負荷軽減を目的に、バックアップアプライアンスソリューションを導入。エントリモデルによる試験運用で、直感的な操作性に優れている点などを評価した。遠隔地バックアップだけでなく、ポリシー煩雑化の状態からクラウドGUIによる一括管理も実現。バックアップ時間も短縮した。
課題
ヤマダコーポレーションでは全社を挙げてBCP対策に取り組んでいた。その中で特に重要課題となっていたのが、データの保護であった。
同社のバックアップ環境は当時、テープとNASによるディスクバックアップが混在していた。バックアップの取得方法によってポリシーが煩雑化しているために個別管理を余儀なくされていた。BCP対策と同時に、バックアップ運用負荷軽減もまた課題になっていたという。
解決方法
クラウドによる遠隔地バックアップで容易にBCP対策ができるバックアップアプライアンスソリューションを導入候補に入れた同社は、早速エントリモデルを導入して試験運用を開始。直感的に理解できる管理画面のおかげで、短時間で操作に慣れることができた。
機能と性能に満足した同社は、より大容量のモデルで本番運用に移行することを決定。他社と同等の機能を低価格で実現できる点が、この決断を後押ししたのだという。
効果
全てのバックアップが集中管理可能になり、バックアップデータをまとめて別拠点にデータレプリケーションする遠隔地バックアップができるようになった。
同社のIT部門担当者は「現在の環境になってからはバックアップデータのリアルタイム性が増し、確実に事業継続性が向上した」と語る。従来は週1回しかバックアップできないシステムが一部あったそうだが、今では全てのシステムのバックアップを一晩で取得できている。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
---|---|
課題 | BCP・DR |
業種 | 製造業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2012年 |
提供企業・製品
導入製品名:Barracuda Backup
提供企業:バラクーダネットワークスジャパン株式会社
掲載日:2018/05/27
更新日:2018/11/07
掲載内容は掲載日、更新日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。