古河電池
遠隔地バックアップ実現で、テープ運用負荷とコストの削減に成功
古河電池はアプライアンス型バックアップソリューションの導入により、クラウドで遠隔地への自動バックアップを実現。BCP対策にかける手間とコストを削減した。
古河電池はサーバの仮想化を推進するために、テープドライブによるバックアップシステムからアプライアンス型バックアップソリューションにリプレースした。従来はテープ一式を別拠点に輸送することでBCP対策としていたが、クラウドで自動的に遠隔地バックアップが実行されるため、テープ運用の手間とコストが大幅に減った。
課題
古河電池では、VMwareによるサーバの仮想化を推進するために仮想環境のバックアップがサポートされているシステムを検討していた。
同社では当時、LTOのテープドライブによるバックアップに伴うテープドライブ保守料やLTOテープ自体のランニングコストの負担に悩んでいた。BCP対策として毎日遠隔拠点へテープ一式を輸送しており、拠点間でデータに時差が生じることや人的コストがかかることも課題であった。
解決方法
VMwareによる仮想環境のバックアップをするには、完全にシステムをリプレースする必要があることが判明。そこで同社は、当時のバックアップシステムで利用している全機能を網羅しているうえ、価格面でも優位に立つアプライアンス型バックアップソリューションを導入することを決めた。
構築作業は全て自社で実施。クラウドWebインタフェースが分かりやすく、直感的かつ簡単に操作できたという。
効果
クラウドシステムによって自動で遠隔地にバックアップできるようになり、テープ運用にかかるコストや手間は大幅に削減された。日次バックアップの取得時間は、導入前と比べて半減した。
オンプレミスのサーバ群に加え、プライベートクラウドとして同社が利用する外部システムも、新たに導入したソリューションでバックアップしている。オンプレミスとクラウドとの差を感じさせない速度でバックアップを取得できているそうだ。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | BCP・DR |
業種 | 製造業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:Barracuda Backup
提供企業:バラクーダネットワークスジャパン株式会社
掲載日:2018/05/27
更新日:2018/11/07
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