2時間弱を要していたデータリカバリー作業を効率化、約5分に短縮

横手市役所

2時間弱を要していたデータリカバリー作業を効率化、約5分に短縮

情報システム部門にとって、PCのトラブルに伴うデータリカバリーはなるべく手間をかけず、かつ確実に行いたい作業だ。そうしたリカバリー作業の効率化事例をご紹介しよう。

  • 業務効率化
  • 政府・官公庁・団体
  • 情報システム部門(運用系)
2時間弱を要していたデータリカバリー作業を効率化、約5分に短縮

秋田県の横手市役所では、老朽化したPCを大量に使用していたため、ハード系の故障が頻発しており、その対応に膨大な時間を割いていた。トラブル対策としてデータリカバリーも行っていたが、復元作業には多くの作業工数がかかっていた。そこで同市は、Windows 7のリプレースに合わせ、リカバリー作業を効率化できる仕組みを検討することにした。

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課題

 横手市役所では、リース終了後も同じPCを使い続けていたため機材が老朽化し、HDDや電源ユニットなどの故障が月に7件ほど起こっていた。そのトラブル対応に時間と手間がかかっており、通常業務が圧迫されていた。
 またデータのリカバリー作業に平均2時間弱かかっていたため、データを容易に復元できる仕組みが必要だと考えていた。折しもWindows 7のサポート終了が迫っていたため、同市はPCの更新を決定した。

解決方法

 PCのトラブルに伴うリカバリー作業の効率化を実現できる環境を構築するため、同市はベンダーに対応を依頼、国産のコンピュータ用キッティングツールの提案を受けた。優れた操作性とリカバリー作業の手軽さ、さらには手厚く小回りの利くサポートが受けられるとあって、すぐに採用を決定。これにより、情報政策課の担当者自らが簡単かつ迅速にリカバリー作業を実施できる環境を構築することができた。

効果

 PCリプレース後のトラブルはまだ起きていないが、キッティングツールの導入により、障害が起きた場合にも容易に対応できる仕組みが実現できた。
 従来のリカバリー作業は、3枚のディスクを使用しイメージを流し込むというものであったが、それが復元専用USBメモリをPCに挿すだけで自動的にリカバリーが実施できるようになり、1台あたり2時間弱かかっていたリカバリー作業が5分に短縮されたという。

事例概要

企業規模 企業規模問わず
課題 業務効率化
業種 政府・官公庁・団体
部署 情報システム部門(運用系)
地域 国内
導入年 2018年

提供企業・製品

導入製品名:ActiveImage Deploy USB -RE

提供企業:株式会社ラネクシー

URL:https://www.activeimage-re.com/