アイデン株式会社
PCのキッティング作業時間を1/10に短縮し、生産性向上に成功
PCのキッティングには多くの手間がかかり、対象PCが数十台となると膨大な時間が必要になる。この作業を効率化すれば、他の業務のための時間に振り向けることができる。
ITサービスを幅広く手掛けるアイデンは、PCを顧客企業の各ユーザーに合わせて設定してから出荷していた。それだけでも大きな負担だが、導入途中でOSのアップデートがあるとそれにも対応が必要となり、キッティングに多くの手間を要していた。「地獄のような日々だった」と振り返る担当者のコメントから、同社の課題解決プロセスを紹介しよう。
事例概要
ネットワークの保守やシステム開発など、幅広いITサービスを手掛けているアイデン。同社では顧客企業の役職や所属部署に応じてモデルを提供している。さらにユーザーごとにログイン設定まで行ってからPCを出荷しているため、通常のキッティングよりも作業内容が複雑であった。
100台ほどの単位であれば外注も可能だが、20~30台単位ではコスト的に難しい。導入途中にOSのアップデートがあれば、当然それにも対応する必要が出てくる。顧客企業側でアップデートを行う場合でも、ネットワーク帯域が整備できていないと、更新が一斉にかかり、処理が追い付かないといったケースも起きる。この煩雑なキッティング作業をいかに効率化するかがアイデンの悩みであった。
そこで同社が着目したのはUSBメモリ型のキッティングツール。この製品の活用により、1台あたり1時間かかっていた作業時間を5~6分にまで削減可能に。これにより生まれた時間を企画や開発などの業務に注力できるようになり、生産性向上につながった。また、これまではキッティング用に作業日を確保しなくてはならなかったが、現在では別の作業と同時並行で行えるようになったという。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 情報サービス業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2017年 |
提供企業・製品
導入製品名:ActiveImage Deploy USB -RE
提供企業:株式会社ラネクシー
掲載日:2023/07/28
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