ブックオフコーポレーション
ブックオフが「脱Excel」しなくても業務を効率化できた理由
店舗・本部間のデータ収集業務にExcelを利用していたブックオフでは、Excelベース開発でプログラミング知識不要なソリューションを導入。数々の課題を全て解決した。
中古書籍などの買い取りや販売を行っているブックオフコーポレーションでは、店舗・本部間のデータ収集業務において、いくつかの課題が生じていた。同社はExcelベースで簡便に開発できるソリューションを導入。帳票のバージョン違いなどをなくす、データのサーバ集約管理、ワークフロー化が難しい提出帳票も仕組み化するなどの目標を達成した。
課題
同社では、データ収集処理業務のために、店舗・本部間でメール越しにExcelファイルのやりとりをしていた。しかし、Excel帳票バージョンの古いフォーマットを店舗側がそのまま使ってしまうことがある、メール越しのやりとりではデータ収集状況が把握しきれないなどの問題が出ていた。また、業務の変化に合わせて、その都度Excelのマクロを修正していたため、業務の整合性が取りづらい状況だった。
解決方法
Excel帳票のバージョン違いやフォーマット改ざんをなくす、データのサーバ集約管理、ワークフロー化が難しい提出帳票も仕組み化する、という3つの目標と、現帳票業務の操作感を維持、運用コスト低減の2つのコンセプトをかかげ「帳票一元化プロジェクト」が始まった。Excelベースでプログラミング知識がなくても開発ができ、なおかつ今後利用する可能性のあるタブレットにも対応しているソリューションを選択し、導入した。
効果
新システムができ、既存の課題は全て解決、効率的かつ間違いのないデータ収集、開示等ができるようになった。既存のExcel帳票をそのままシステム化したため、導入教育はほぼ不要で、現場担当者からの評判も良い。複雑なフローもサーバによる一貫した一元管理で、事故が起きにくい仕組みになった。今後はユーザビリティの低い部分の統制、店舗向け情報の提供、発信システムやレジシステムの開発に力を入れていく方向だ。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 小売業・卸売業 |
部署 | 営業部門・販売部門 |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:XCute Ver12
提供企業:株式会社マイクロラボ
掲載日:2018/11/05
更新日:2019/01/29
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