WebアプリとRPAの活用で、手作業だったデータの入力工数を半減

水島機工株式会社

WebアプリとRPAの活用で、手作業だったデータの入力工数を半減

手作業によるデータ入力などの煩雑な作業を効率化するには、自動化が有効だ。基幹システム上の処理にかかる工数を自動化により大幅に削減できた企業の事例を紹介する。

  • 業務効率化
  • 製造業
  • 情報システム部門(開発系)
WebアプリとRPAの活用で、手作業だったデータの入力工数を半減

自動車部品を製造する水島機工では、受注データを基幹システムへ入力する際の作業が煩雑で、1日4時間程度を要していた。そうした中IT関連の展示会で出会ったのがWebアプリやRPAロボを容易に作成できるクラウドサービス。作成したWebアプリとRPAの活用により、工数削減に加え、基幹システムと周辺システムとの連携なども効率化できたという。

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事例概要

 水島機工では、受注データを基幹システムに入力する際、メールに添付された受注ファイルから直接入力したり、複数の取引先のWebサイトにログインしてデータをダウンロードして所定のフォルダに移動しなければならないなど、細かな手間と時間がかかっていた。同社ではそうした課題に対して最新技術を活用して解決できないかと考えていた。

 そこで基幹システムの刷新を機に、RPA(Robotic Process Automation)機能も利用できWebアプリケーションを容易に開発できる製品を導入。これにより、さまざまなプロセスを経て行っていた受注データの処理が1~2クリックで完了でき、作業時間を半減することが可能になった。

 加えて、基幹システム上で売り上げ単価などのデータを修正するための一括変換や、受注データを基にした伝票や帳票の発行、基幹システムと周辺システムの連携なども自動化できた。

 今後は、生産管理や総務/経理などの現場担当者が自らアプリケーションを開発できるよう全社に展開し、業務改善プロセスを広げていくという。

事例概要

企業規模 企業規模問わず
課題 業務効率化
業種 製造業
部署 情報システム部門(開発系)
地域 国内
導入年 -

提供企業・製品

導入製品名:CELF

提供企業:SCSK株式会社

URL:https://www.celf.biz/