株式会社ニーズウェル
若手エンジニアを中心に、案件管理システムを3カ月で内製化
面倒なルーティン業務をWebシステム化することで効率化できるケースは少なくない。しかし開発にかかる工数や人員が問題だ。そうした課題をどう解決すればよいだろうか。
システムインテグレータのニーズウェルでは、開発プロジェクトごとにパートナー企業へ協力を要請して必要なエンジニアを調達していたが、条件の取りまとめや募集要項の告知に手間がかかりすぎることが課題であった。そこでローコード開発プラットフォームを活用し、若手エンジニアが中心となって同業務をWebシステム化、運用効率化を実現した。
事例概要
独立系のシステムインテグレータとして「業務系システム開発」「IT基盤」「ソリューション」という3つの柱で事業を展開するニーズウェル。幅広いソリューション領域をカバーする同社は、自社のエンジニアだけでなく、パートナー企業からエンジニアを調達しながらシステム開発プロジェクトを推進している。
しかし、同社のエンジニア調達業務では、Excelファイルを参照して募集要項を作成し、PDFに変換してパートナーに向けて配信していたため、非常に手間と時間がかかっていた。またファイルの同時編集が行えないという利便性の悪さも課題であった。
そこで同社は、エンジニア調達業務のWebシステム化を検討、その開発を効率化するためにローコード開発プラットフォームを採用した。開発の中心を担ったのは入社1~2年目の若手エンジニアだったが、わずか3カ月でシステム開発を実現できた。現在では各事業部などがリアルタイムに情報入力したりアクセスしたりできる環境が実現。これにより、今後年間で514時間の業務削減効果も見込めるだけでなく、応募要項の配信をリアルタイム更新に変更することでパートナーの稼働率が20%上がったという。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 情報サービス業 |
部署 | 情報システム部門(開発系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:WebPerformer-NX
提供企業:キヤノンITソリューションズ株式会社
掲載日:2024/05/17
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