
株式会社すかいらーくホールディングス
【すかいらーく】フルスクラッチシステムをノーコード開発で刷新
外食業界では厳格な品質管理が求められており、既存システムの老朽化や業務変化への対応が課題となっている。300点以上もの項目を取り扱う検査データを管理する仕組みとは?

すかいらーくホールディングスでは、食品検査、品質管理業務のために10年以上利用してきたフルスクラッチシステムが、組織改編や検査方法の変化に対応できないという課題が顕在化していた。改修には膨大なコストと時間がかかる。そこで将来の業務変化にも柔軟に対応できる体制を構築するため、同社が採用した方法とは?
事例概要
すかいらーくホールディングスの品質管理グループでは、年間約10万件におよぶ検体の食品検査業務を管理するため、フルスクラッチで開発されたシステムを10年以上利用していた。
しかし組織体制の変更や検査方法の変化があった際、システム改修には膨大なコストと時間がかかり、対応が難しいという問題が発生していた。現場ではExcelなどの外部ツールを併用しながら手作業の運用が必要になるケースが増えていた。加えて、従来のシステムに利用していたInternet Explorerのサポート終了により技術的な刷新も迫られていた。
そこで同社は、ノーコード開発ツール「SmartDB」を利用した、検査管理システムの刷新を決定。業務担当者自身がシステム開発を行い、全検査室での稼働を開始した。
新システムでは検査情報の一括入力や合否判定の自動処理により作業効率が向上した。また、入力項目の自動チェック機能により作業ミスを未然に防止し、より素早く正確なデータ蓄積が可能になった。
※掲載内容は取材当時(2024年2月)のものです。
事例概要
| 企業規模 | 大企業向け(1001名以上) |
|---|---|
| 課題 | 業務効率化 |
| 業種 | サービス業 |
| 部署 | 製造部門・生産管理部門・品質管理部門 |
| 地域 | 国内 |
| 導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:SmartDB
提供企業:株式会社ドリーム・アーツ
掲載日:2025/11/14
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