ノーコード開発ツールによる内製化で業務のデジタル化を加速

日本航空株式会社

ノーコード開発ツールによる内製化で業務のデジタル化を加速

業務部門自らがシステムを構築する「デジタルの民主化」に注目が集まっている。解決策としてノーコード開発ツールの導入が考えられるが、どう活用すべきか?

  • 業務効率化
  • サービス業
  • 情報システム部門(運用系)
ノーコード開発ツールによる内製化で業務のデジタル化を加速

日本航空(JAL)では、社内各部門の業務デジタル化を検討していたが、人材不足や開発コスト、スピードといった課題に直面。外部委託では要件整理から開発まで時間とコストがかかりすぎてしまう。そこで同社は、ノーコード開発ツールを活用し、内製で紙業務をデジタル化。その結果、承認スピードを10分の1に削減するなど、業務効率化を実現した。

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事例概要

 JALでは、テレワーク推進に伴い各部門から業務デジタル化の要望が増加していた。しかしそのすべてに応えるには人材も時間も資金も十分ではなかった。かといって外部のシステム会社への発注では、要件整理から見積もり、稟議決裁、開発まで非常に時間がかかり、各部門の行う小さな業務のデジタル化まで対応することは困難だった。

 そこで同社は、ERP周りの受発注管理や費用管理などの業務で利用していたノーコード開発ツール「SmartDB」を用いて、IT部門自ら業務アプリ開発の内製化を進めることにした。「SmartDB」を選定した大きな理由は、高度な業務までノーコードで開発ができることだという。

 同社のIT部門が初めて開発した「開発航空券」の業務アプリでは、開発航空券が発行されるまでのスピードが従来の1~2週間から最短1日、遅くとも3日へと大幅に短縮された。同社では、内製化推進のためのチームを新設し、さまざまな業務のシステム化を実現している。今後はさらに幅広い業務をデジタル化し、デジタルトランスフォーメーションを進めていきたいという。

※掲載内容は取材当時(2023年2月)のものです。

事例概要

企業規模 大企業向け(1001名以上)
課題 業務効率化
業種 サービス業
部署 情報システム部門(運用系)
地域 国内
導入年 -

提供企業・製品

導入製品名:SmartDB

提供企業:株式会社ドリーム・アーツ

URL:https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/