エクシオグループ株式会社
大規模RADIUSサーバを導入し、認証に伴う証明書発行費用を削減
保守サポート終了に伴うシステム更改は運用改善の機会と捉えることもできる。リプレースを機にグループ全体のコスト削減、BCPを実現した企業の事例を紹介しよう。
エクシオグループでは、保守サポート終了に伴いRADIUSサーバの更改が必要となった。
外部の認証局利用にて高額な証明書発行コストがかかっていたが、認証局内蔵のRADIUSサーバへのリプレースにより証明書発行費用を抑え、約4割の運用費用削減を実現。更に、SSID毎に認証可否を制御する機能にて、グループ会社へも認証サービスを提供している。
事例概要
通信キャリア事業、都市インフラ事業、システムソリューション事業の3つの事業をメインに展開するエクシオグループは、既存のRADIUSサーバの保守サポート終了に伴い、RADIUSサーバの更改を必要としていた。同社ではこれまで外部サービスの認証局を利用していたため、証明書の発行に高額なコストが発生することも課題となっていた。加えて、管理者不在のグループ会社へのサービス提供、BCP対策として拠点間における冗長化を実現する必要もあった。
そこで同社は、5万以上のユーザ認証が可能なこと、グループ各社ごとに認証サービスを提供できること、認証局での証明書発行機能があることを要件とし、導入コスト面を比較しつつインフィニコ社のRADIUSアプライアンスサーバ「NetNebulas-IA DefRAD」を選定、導入に至った。
これにより、社内向け無線LAN認証とVPN接続認証という目的を実現しつつ、証明書発行費用も削減。運用にかかっていた費用を4割削減することができた。さらに、子子会社に対するネットワークサービスも低価格で提供できるようになった。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | セキュリティ強化 |
業種 | 通信サービス業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2023年 |
提供企業・製品
導入製品名:RADIUS認証アプライアンスサーバ
提供企業:株式会社インフィニコ
掲載日:2024/11/29
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