複雑な承認フローや書類作成業務をシステム化するポイントとは?

MIC Risk Solutions

複雑な承認フローや書類作成業務をシステム化するポイントとは?

保険ブローカーとして業務プロセスの厳格な運用と正確な書類作成が求められていたMIC Risk Solutionsは、属人的ミスの排除と承認フロー徹底のためIT化を検討、改善を行った。

  • 業務自動化
  • その他業種
  • その他管理部門
複雑な承認フローや書類作成業務をシステム化するポイントとは?

書類やフローの不備が許されない保険ブローカーの業務は、個々人の経験に拠った情報・事務処理では正確性やコンプライアンスを確保できない。急を要する案件でも必ず適切な承認プロセスが必要だ。MIC Risk Solutionsでは、書類作成や申請フローなどのビジネスプロセスを電子化し、業務の正確化と大幅な効率化を実現した。

事例資料をダウンロード

課題

 企業のグローバル展開にあわせて最適な保険契約をアレンジ・締結仲介する保険ブローカーのMIC Risk Solutionsでは、書類作成や申請フローといったビジネスプロセスを人の管理だけで運用することに限界を感じていた。契約上の不備は、ブローカーの過失ということだけでなく、いざというときに保険が適用されないといった最悪の事態すら招きかねない。そこで同社は、ITシステムの採用を検討することにした。

解決方法

 同社は、日本国内でよく利用されているワークフロー、既存RDBによる内製、そしてBPM製品の3つの選択肢を検討。しかしワークフローではPDCAが思うように回せず、内製のシステム開発では長期的なメンテナンスを問題視。最終的に、十分なPDCA機能とプロセス管理機能だけでなく、人手の作業を自動化できる点やメンテナンス性の高さ、ビジネスフローの改善が現場主導で可能な点を評価、グローバルに実績のあるBPM製品の導入を決めた。

効果

 書類のフォーマットもフローも容易に構築できるBPM製品により、同社では、定められた業務プロセスが決して抜け落ちない仕組みを可能にした。手作業だった作業も自動化可能になり、プロセスの効率化も実現できた。また、フローに変更が発生しても、専門のIT担当者を呼ぶことなく社内で対応可能なため、コスト削減にもつながっている。今後は、業容の拡大に合わせたシステムの海外展開も視野に入れているという。

事例概要

企業規模 中堅中小企業向け(101~1000名)
課題 業務自動化
業種 その他業種
部署 その他管理部門
地域 国内
導入年 2013年

提供企業・製品

導入製品名:BP Director

提供企業:アシストマイクロ株式会社

URL:http://www.bplogix.jp/