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「ワンタイムパスワード」シェア(2008年度)
2008年度市場規模は、数量で前年比40%増の420万ライセンス、金額で36.8%増の93億円とされるワンタイムパスワード。シェア情報を紹介する。
富士キメラ総研の調べによれば、ワンタイムパスワード市場は現在、社内イントラでのセキュリティ向上や金融機関によるB to B to Cでの使用など、従来のネットワークやシステム認証以外での応用が要因となり、好調に推移している。
2008年度の市場規模は、数量ベースで前年対比40.0%増の420万ライセンス、金額ベースで36.8%増の93億円と見込まれている。今後も増加を続け、2012年度には1000万ライセンス、200億円に達すると予測される。
市場占有率を見ると、地方銀行を中心に金融機関向け売上を伸ばしたベンダーが、数量、金額ともシェア約7割を占めている。同ベンダーでは、中小企業へも訴求した認証管理サーバを提供している他、携帯電話などからのアクセスの認証強化ニーズの取り込みも図っている。
シェア約12%で2位のベンダーは、トークン不要で他社製品と連携できる製品を提供しており、大手企業でのリモートアクセス需要を取り込むとともに、Windowsログオンやシンクライアントでの認証強化を目的とした案件を増加させている。
今後は、PC以外の通信機器で利用できる製品の拡充に伴い、リモートアクセス需要が再び拡大するとともに、携帯電話によるショッピングや金融商品の取引などでの拡大も見込まれる。また、災害時や緊急時に社外で業務を継続するためのセキュリティツールとしても、特別な認証入力機器が不要なワンタイムパスワードへの需要は今後高まると見込まれる。
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