営業スタッフに日報や週報を提出させている企業は多い。だが、その情報を営業組織として有効に活用できているだろうか。
案件進捗(しんちょく)や顧客管理、コストなど、フロントエンドで活躍する営業スタッフに日報や週報を提出させている企業は多い。
しかし、営業の現場からは、「規則だから、提出しているにすぎない」「どうせ上司は読んではいないので、形式的に書いている」「文章を書くのが苦手だから、体裁だけ整えて提出しているだけ」「日報を書く時間が無駄。その時間があるなら、1件でも多く客先を回りたい」という声も聞こえてくる。
日報を受け取る側の管理職も「次から次へとたまる営業日報を読む時間がない」「日報から重要な情報を読み取ることが難しい」「人によって書き方がバラバラで読みにくい」「数日分まとめて目を通しているので、タイミングを逸している」など、有効に活用できていない悩みを持っている。
つまり、実際には営業スタッフも上司も「営業日報は時間の無駄」と感じていることが少なくないのだ。この状況をどうすればいいのか。そもそも何のため情報共有なのか。基本に戻って考えてみよう。
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