オンプレミスとクラウドを組み合わせた「ハイブリッド環境」は企業にとって当然の選択肢となりつつある。だが、実際に活用しようとすると多くの課題が立ちふさがる。
企業インフラは、適材適所でクラウドとオンプレミスを使い分ける「ハイブリッド」時代へと突入した。
全面的なクラウド化を図りながら必要なものだけオンプレミスで運用する組織もあれば、オンプレミスをベースとしながらバックアップやDR(ディザスタリカバリー)用にクラウドを活用する組織もあり、ニーズや用途はさまざまだ。いずれにしても、双方を上手に使いこなすことが、今の企業インフラに求められる必須スキルといえるだろう。
一方で、現在のビジネスは“データドリブン”であることが求められている。つまり、データを基点に経営や業務の判断を下し、スピーディーなビジネスを実施することである。そのためには効率的に使えるような「適切なデータの管理」が重要となる。適切なデータ管理には適切なストレージの管理が必要だ。
ハイブリッド環境では、従来のオンプレミスのストレージに加えて、クラウド側でもストレージを管理していかなければならない。一般的にはオンプレミスとクラウドは技術の異なる環境であるため、運用方法も異なる。それぞれどのように使い分けるか、どのように連携を取ればよいか、解決すべき課題は山積みだ。
本稿では、ハイブリッド時代のストレージはどうあるべきか、その背景と解決策としてどのようなストレージを選べばよいのか、解説する。
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アイティメディア営業企画/制作:キーマンズネット編集部/掲載内容有効期限:2018年10月27日