装置のデータがあればスマート工場化は簡単――生産現場のIoTやAI導入への誤解はいまだに多い。経験者によると、AIよりも前に着手すべき問題があるという。
製造現場へのIoT導入やAI(人工知能)活用を検討する際の課題は多岐にわたる。よく耳にするのがデータをどう集約して「見える化」するかという点だ。
工場ではFAシステムによるデータ活用に数十年の歴史がある。M2Mを使ったライン改善などの活動は当たり前の光景だ。ただし、それは1つのラインにとどまるデータであり、AIなどのITソリューションとつながるものではない。
「既存の蓄積データがあればAIはすぐに導入できる」と考える企業は少なくないが、実際に使えるデータを蓄積できているかどうかは別の問題だ。では、どうすればAIなどの新しい技術を生かせるようになるか。製造業の「現場」へのAI導入に豊富な経験を持つIT企業に、問題解決のヒントを聞いた。
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