利便性を落とさず安全なパスワード運用を実現したい、ID管理の負荷を減らしたい――800人以上の従業員を擁する高田製薬は、これらの課題を一気に解決し、クラウド活用など攻めのITに必要な土壌を築き上げた。その方法は。
高田製薬は、独創的で高品質な製品を適正に供給して人々の健康に貢献することを目指す研究開発型の医薬品メーカーだ。
多くの情報資産を抱える同社は、セキュリティ対策の強化に注力してきた。一方で、従業員の業務の高度化や管理の負荷軽減などを目的に、システムのクラウド化も推進している。
課題として浮き彫りになったのが、ユーザーのパスワード管理だ。特に近年は、パスワードの脆弱(ぜいじゃく)性を狙った攻撃も増え、多くの企業の間でパスワード管理の認識が変化している。同社も、オンプレミスシステムやクラウドサービスなどが混在した環境へ、利便性を損ねず安全にアクセスさせるにはどうしたらよいのかを思案し、「シングルサインオンが必須」という結論に至った。並行して、情報システム部が担当しているID管理の負荷軽減についても検討が進められ、「LDAP」技術などの導入を候補に挙げた。
その結果高田製薬は、パスワード管理とID管理を同時に満たす、全く新しいソリューションを採用。両者の連携によって、システム管理の負荷を大幅に軽減することに成功した。そのソリューションとは。
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