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3年先のITインフラ、予測できますか? 見落としてはいけないHCIの注意点DXを実現するHCIに必要なノウハウとは

デジタルトランスフォーメーションのためのインフラや既存環境のリプレース先として注目されるHCI(ハイパーコンバージドインフラ)。拡張しやすく、シンプルな構成で運用が容易になる一方で、HCI特有の落とし穴が存在する。

» 2020年06月01日 10時00分 公開
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 サーバだけのシンプル構成やスモールスタートで利用できるHCI(ハイパーコンバージドインフラ)のビジネスが好調だ。HCIは、VDI(仮想デスクトップインフラ)やサーバ仮想化環境のITインフラとしての利用が主流である。

 従来のVDIはセキュリティ観点での導入が目立った。しかし昨今は、働き方改革や災害に備えたBCP(事業継続計画)など、セキュリティ以外の観点でのニーズが高まっている。加えて、最近はERPなどのビジネスアプリケーションやデータ管理といった、より重要度の高いワークロードでの利用も広がっている。HCIが標準的なITインフラとして認知され、信頼性や可用性の評価が向上したためだ。

 「2025年の崖」への対応に向けて、デジタルトランスフォーメーション(DX)が急務となっている。しかし、データの爆発的増加により2025年どころか2、3年後に必要となるITインフラのキャパシティーすら予測しにくい。この課題に対しても、HCIならシステムの肥大化、複雑化に柔軟に対応でき、無駄なくDX実現に向けた取り組みをスタートできる。サーバの追加、入れ替えによって最新技術を取り込みやすく、技術の陳腐化も避けられる。構成がシンプルになることで運用や保守の費用の抑制も可能だ。このようにHCIはDXに最適なプラットフォームとしての認知度が高まっているが、特有の落とし穴も存在する。それはどのようなものだろうか。

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