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IT訴訟の専門家と徹底討論「丸投げ」という巨大なリスクをどう乗り越えるかセミナー

» 2020年06月12日 00時00分 公開
[PR/キーマンズネット]

ベンダーと対等に付き合い、ITを主体的に使いこなす方法

 DXトレンドが進展し、各業種で成功事例が生まれている。だが成果を挙げている企業はごく一部。いまだ多くの企業が「何をすれば」と悩んでいるのが現実だ。だが、DXとは「ITを前提としたビジネスの変革」。特に今回のパンデミックを受けて、リモートワークをはじめ「ITを使いこなす」ことが必須となった今、IT活用の在り方を抜本的に見直すことが必須となっている。

 こうした中、企業には大きな問題が立ちはだかっている。およそ全てのビジネスをITが支えていながら、開発・運用を「丸投げ」する慣習が続いていることだ。特にSaaSなどのクラウドサービスやソフトウェアを多数組み合わせて使っている今、「丸投げ」とは「コスト、セキュリティ、コンプライアンスリスクの放置」を意味する。「ITを主体的にコントロールできるか否か」は「ビジネスをコントロールできるか否か」とほぼ同義。企業存続がかかった問題なのだ。

 例えば、あなたはいくつ答えられるだろうか?
「今使っているサービス/ソフトウェアを把握していますか?」
「そのライセンスは本当に必要ですか?」
「その保守サポート費用は適切ですか?」
 答えられなければ、あなたの会社は間違いなく訴訟/セキュリティリスクを抱え、無駄なコストを垂れ流している。

 本セミナーでは、IT訴訟に詳しい東京高等裁判所 IT専門委員の細川義洋氏と、ベンダーマネジメントに詳しい2人の専門家が徹底討論。「ITを主体的にコントロールする方法」を分かりやすく解説する。

政府CIO補佐官。ITプロセスコンサルタント
元・東京地方裁判所民事調停委員・IT専門委員、東京高等裁判所IT専門委員
細川 義洋 氏

NECソフト(現NECソリューションイノベータ)にて金融機関の勘定系システム開発など多くのITプロジェクトに携わる。その後、日本アイ・ビー・エムにて、システム開発・運用の品質向上を中心に、多くのITベンダーと発注者企業に対するプロセス改善とプロジェクトマネジメントのコンサルティング業務を担当。

独立後は、プロセス改善やIT紛争の防止に向けたコンサルティングを行う一方、ITトラブルが法的紛争となった事件の和解調停や裁判の補助を担当する。これまで関わったプロジェクトは70以上。調停委員時代、トラブルを裁判に発展させず解決に導いた確率は9割を超える。システム開発に潜む地雷を知り尽くした「トラブル解決請負人」。

2016年より政府CIO補佐官に抜てきされ、政府系機関システムのアドバイザー業務に携わる。

日本ベンダーマネジメント協会
代表理事
武内 烈 氏

ITIL® エキスパート資格、SLAM Master、IAITAM 認定講師、CITAM、CSAM、CHAMP資格

IT業界では主に外資系ソフトウェアメーカにおいて約25年間の経験を持つ。技術的な専門分野は、ネットワークオペレーティングシステム、ハードウェアダイアグノスティックシステム、ITマネジメントと幅広い。大手外資系IT企業ではプロダクトマーケティングスペシャリストとして、ITマネジメントの分野で、エンタープライズJavaサーバー(WebLogic、WebSphere)、SAP、Oracle、ESB(Enterprise Service Bus)などからWeb Serviceテクノロジーまでの管理製品を手掛ける。

IT資産ライフサイクル管理プロセス実装のためのAMDB・CMDB 製品開発プロジェクト、データセンターのCMDBおよびワークフローの実装プロジェクト、IT資産管理(クライアント環境)MSPのサービスプロセスの開発・実装プロジェクト(CMS/サービスデスクを含む)、ライセンス管理のためのSAMプロセスおよび自動化テクノロジー(CMS/サービスデスク)の設計・実装プロジェクトなど多数のプロジェクト経験を持つ。

IT資産管理のポリシー、プロセスを、どのように自動化テクノロジーに結び、ITサービス管理戦略やロードマップとの整合性を取りながらIT資産管理プログラムを実行性の高いものにしていくのかのコンサルティングを得意としている。

ウチダスペクトラム株式会社
取締役常務執行役員
岡田 恭介 氏

2013年にウチダスペクトラムに着任。ソフトウェアライセンス販売事業、グローバルなライセンス契約統合サービスの責任者として事業育成に携わる。その後、Windowsプラットフォームを中心とした構成管理サービス事業、ソフトウェア集中購買アウトソーシングサービス事業、ITAMマネージドサービス事業を歴任。2019年にこれらのベストプラクティスを体系化し、ソフトウェアトータルライフサイクルサービス「USILIS」を発表。

日本の大手企業のソフトウェアライセンスのグローバル契約統合や集中購買スキームの企画立案、導入、運用支援に携わり、多数のグローバル契約統合を成功に導く実績と経験を有する。また、グローバル企業のソフトウェア資産管理や最適化を目的としたITAMライフサイクルの企画、構築支援を得意分野として活動している。

アイティメディア株式会社
編集局 IT編集統括部 統括編集長
内野 宏信


こんな課題を抱える方におすすめ

  • 過剰なソフトウェアライセンス購入(余計なバンドル、贅沢なライセンスタイプ、不要なサポートやオプション、使用していないクラウドサービス)を削減したい。
  • ソフトウェアの契約を可視化(棚卸し)できていない。
  • DXをはじめとする経営に資する「攻め」の方向にリソースを割きたいが、ITガバナンスや管理が不十分でリスクが見えておらず不安だ。
  • メガベンダーとの新規契約や更新の交渉では、とかく大幅コストアップになりがちで、交渉したいがどうすればよいのかわからない。
  • ベンダーの監査へどのように対応すればコンプライアンスを維持して最小限にコストを抑えられるか、また、予期せぬ多額な請求リスクを被らないようにするにはどうすればよいかわからない。

セミナー概要

 開催日時  2020年7月15日(水)17:00〜18:30
 形式  オンラインセミナー
 参加費  無料
 主催  アイティメディア株式会社 ITmedia エンタープライズ編集部
 協賛  ウチダスペクトラム株式会社
 お問い合わせ  オンラインセミナー運営事務局(アイティメディア株式会社主催)
  event_support@sml.itmedia.co.jp
※ 同業他社の方はご参加をお断りする場合がございます。予めご了承ください。

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