ソフトウェアが創る2030年の世界
コロナで加速したソフトウェアの未来。
DXという大変革期に、コロナ禍という難局を迎えた世界では、サービスやプロダクトは、むしろ進化のスピードを上げています。IT社会の未来を洞察するアカデミストをお招きし、さらに、新たなチャレンジを続ける現場から最先端技術をご報告。「品質創造」をリードするベリサーブが、モノづくりやサービス開発に携わるすべての皆さまに共有いたします。ふるってご参加ください。
13:05〜13:45 基調講演 |
デジタル化の本質と成長ビジネスへの変革 - 日本企業のDX推進状況の現状とこれから - 新型コロナウイルスという不幸な事案は、官民におけるデジタル分野の課題を浮き彫りにしています。これは経済産業省が2018年にDXレポートにて指摘した『2025年の崖』問題、そのものです。そこで、DXレポートの最新版(DXレポート2.1)を中心に、デジタル化の本質は何か、デジタルによっていかに成長企業へと変貌を遂げるべきかについて、国内外の動向を交えながら政策担当官自ら解説します。 経済産業省 商務情報政策局アーキテクチャ戦略企画室長 和泉 憲明 |
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13:45〜14:15 技術講演 |
大規模アジャイル開発におけるソフトウェアテストの課題と、その解決へのアプローチ 近年、大規模なITシステムやハードウェアも含めた複雑な組込みプロダクトにも、アジャイル開発が適用されるようになってきました。しかし、大規模アジャイル開発プロジェクトにおいては、ソフトウェアテスト領域における問題により、アジリティを低下させていることがあります。本講演では、これらの要因を明らかにし、アジリティを維持・向上させるためのソフトウェアテストプロセスの自動化、効率化、高度化のアプローチを紹介します。 株式会社ベリサーブ 研究企画開発部 サービス開発課 課長/プロダクトマネージャー 朱峰 錦司 |
14:25〜15:05 招待講演 |
ゲームビジネスとリアルタイムコミュニケーションによる革新 ビデオゲームが登場して半世紀、ゲームの大規模化に伴い、ビジネス構造も大きく変わりました。単純なアクションゲームからハリウッド映画のような作品、「遊び」のプラットフォームなど、ゲームの世界にはさまざまなビジネスヒントが隠されています。コロナ禍によりビデオチャットが大幅に普及しましたが、この変化はビジネスに大きな「ゲーム・チェンジ」をもたらしました。本講演では、このような革新的な変化を支えるリアルタイムコミュニケーション技術についてご紹介します。 株式会社CRI・ミドルウェア 代表取締役社長 押見 正雄 |
15:05〜15:35 技術講演 |
セキュリティシステムの未来展望 〜AIで変わるセキュリティの概念〜 近年、セキュリティツールへのAIの実装が進んでいます。一方、今後は、AI、5Gネットワーク、IoT等の進展によってもたらされる社会構造の変革に伴い、プライバシー保護、法規制、倫理等についての考え方も変化していくことが予想されます。そのような環境に即応するためのセキュリティシステムはどうあるべきか、またそこにAIがどう関わっていくかについて考察します。 株式会社ベリサーブ ソリューション事業部 サイバーセキュリティ第二ビジネスユニット 岡田 秀二 |
15:45〜16:25 招待講演 |
AIの品質における難しさを理解し先端技術で挑む 機械学習技術を用いたAIシステムの産業応用への追求が盛んになってきています。しかし、データを用いた訓練により機能を実装するという特性があるため、従来ソフトウェアとは異なる大きな不確かさがあり、品質の管理や保証における大きな課題となっています。本講演では国内における2つのガイドラインを中心にAIの品質に対する考え方を解説します。また将来を見据えた産学連携事例として、自動運転分野において自動テスト生成やプログラム自動修正の技術を活用した研究内容も紹介します。 国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 准教授 石川 冬樹 |
13:05〜13:45 基調講演 |
デジタル先進国に学ぶデジタルトランスフォーメーション 〜アフターデジタルの世界〜 多くの企業は、自社の将来の成長、競争力強化のため、事業構造の改革やビジネスモデルの転換を目指し、既存システムの見直しと共に新しいデジタル技術を活用する準備を進めているのではないでしょうか?本講演では、先進国の事例・データ利活用成功要因の解説、更に今後のデジタル変革に向けた進め方についてご紹介させていただきます。 富士通株式会社 シニアエバンジェリスト 松本 国一 |
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13:45〜14:15 技術講演 |
テスト自動化の成功の先 〜自動化をした後の課題と、テスト自動化の今後の展望 〜 テスト自動化が当たり前になっている今、多くの現場で日々テストが自動化・運用されています。しかし、ある程度テスト自動化が軌道に乗った先には、新たな課題が待ち受けています。本講演では、テスト自動化がうまく進み始めた組織で生じる課題と、その解決のために現場で行われている工夫を紹介します。また、今後、テスト自動化がどのような方向に発展していくのか、その見通しについても考察します。 株式会社ベリサーブ 研究企画開発部 自動テスト推進課 課長 JaSST Tohoku 実行委員/JSTQB Advanced Level シラバス - テスト自動化エンジニア 日本語翻訳WG 伊藤 由貴 |
14:25〜15:05 招待講演 |
品質重視のアジャイル開発 〜ウォーターフォールモデル開発との比較から〜 アジャイル開発へ取り組む必要性を感じながらも、なかなか踏み出せない組織が多いです。その大きな理由の一つが、アジャイル開発で品質を確保できるかという問題でしょう。本講演では、アジャイル開発の特徴や難しさを、ウォーターフォールモデル開発と比較しながら解説します。さらに、アジャイル開発の「短期間」という条件を乗り越えて、品質重視のアジャイル開発を実現するためのポイントを、経験を交えながら説明します。 株式会社イデソン 代表取締役/公立はこだて未来大学 客員教授 誉田 直美 |
15:05〜15:45 技術講演 |
QA4AIガイドラインの実プロジェクトへの適用の勘所 AIプロダクトはさまざまな領域での導入が進む一方で、品質が原因で導入につまづき、ビジネスに影響を及ぼすケースも増えてきました。そのような背景の中、国内外で制定が進んでいるAIプロダクトの品質保証の標準化に注目が集まっています。本講演では、QA4AI コンソーシアムが発行するAIプロダクト品質保証ガイドラインを実プロジェクトへ適用した事例の紹介を行い、効果が出たポイントや適用に際して工夫したポイントを概説します。 株式会社HACARUS 取締役 CBO 染田 貴志 株式会社ベリサーブ 研究企画開発部 技術戦略課 課長 須原 秀敏 |
15:45〜16:25 招待講演 |
急変したサイバー脅威が「さまざまな層」に与える影響と実施すべきプラクティス 報道等で見かけることが多くなったサイバー攻撃について、内情をよく観察すると「軽微な事象の発生」や「見えない領域の拡大」が攻撃前に積み上がっていることに、当事者や現場が気付いていながら、"見過ごさなければならない状況"に陥っていました。一部では、対策強化を訴える者を排除するケースさえありました。本講演では、そのような状況になってしまう必然的な仕組みと「さまざまな層」が実施すべきプラクティスについて説明します。 株式会社サイバーディフェンス研究所 専務理事/上級分析官 日本サイバーディフェンス株式会社 ディレクター 名和 利男 |
開催日時 | 2021年11月25日(木)・ 11月26日(金)12:45〜16:40 |
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形式 | オンライン配信 |
参加費 | 無料 |
主催 | 株式会社ベリサーブ |
お問い合わせ | VAI@veriserve.co.jp |
※主催社の競合企業にお勤めの方、および個人の方のご参加はご遠慮ください。予めご了承のほどお願い申し上げます。 |
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