改正電子帳簿保存法に加え、2023年10月にはインボイス制度が施行。また、バックオフィスを取り巻く環境は法制度の変化だけではなく、働き方が変わり、場所・時間・人を成約する紙の運用はデジタルにシフト。社内のペーパーレスの取り組みだけでなく、取引先の帳票業務のデジタル化への対応も急がなければなりません。
今まさに紙文化の脱却の急務といえます。法制度対応をきっかけに帳票電子化の前進も期待でき、バックオフィスDXを推進するチャンスともいえます。
本セミナーでは、バックオフィスDXのトレンドや、社内や取引先との帳票業務の最適化や法対応に取り組まれている先進事例をお届け。電子契約から電子取引、文書管理まで、将来も見据えた紙文化脱却に向けて、お客様が明日から取るべき対策をお伝えします。
14:00〜14:40 | 基調講演 バックオフィスを取り巻く外的変化を総まとめ! “紙文化”の財務経理に今、デジタルシフトが必要な理由 インボイス制度や電子帳簿保存法の「電子取引」への対応も、最低限の対応であればシステム刷新などの必要はなく、バックオフィス業務は「今のままでいい」という見方もできます。しかし、文書を取り巻く環境は法制度の変化だけではありません。取引先のIT化などが進むと、自社でもデジタル対応を急がなければ先方にも迷惑をかけかねません。そういった環境下で、バックオフィス業務は今、変革期にあるのではないでしょうか。本講演では、バックオフィスDXに詳しい公認会計士、中田清穂氏をお迎えし、法制度、IT及び取引先の変化について、コンパクトに分かりやすく解説いただきます。 一般社団法人日本CFO協会主任研究委員 公認会計士 中田 清穂 氏 |
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14:40〜14:50 | 製品紹介 イベント後半の事例セッションにご登壇の企業さまご導入の製品「invoiceAgent」を簡単にご紹介いたします。 ウイングアーク1st株式会社 |
15:00〜15:30 | 製造業事例 JFEスチールの電帳法対応の基盤づくり 取引先の業務負担軽減も実現した請求業務のデジタル化とは JFEスチールでは、2020年にはDX推進拠点「JFE Digital Transformation Center」を国内鉄鋼業界で初めて設立。その取り組みが評価され、JFEホールディングスとして7年連続で経済産業省と東京証券取引所が認定している「DX銘柄」に選定されています。全社的に、業務上の承認・確認作業における押印廃止やペーパーレス化を推進する計画があった同社は、「invoiceAgent」を導入。本講演では、ソリューションの導入により実現した電子帳簿保存法対応について、ソリューション選定や社内への導入展開で苦労したポイント、運用開始後の効果などについてお話しします。 JFEスチール株式会社 IT改革推進部 西村 智 氏 |
15:30〜16:00 | 小売業事例 受領書兼請求書のやり取りを電子配信に移行し作業工数3分の1に削減! コロナ禍でのリモートワーク環境整備に伴い、検討からわずか3か月というスピードで電子取引による業務改革を実現しました。電子取引を進める上では取引先からの理解を得ることが必要です。複数の取引先と円滑な交渉を行う為の工夫や、invoiceAgentとあわせて帳票基盤ツールSVFを活用した電子化への取組みについてご紹介いただきます。 株式会社フェリシモ ビジネスプラットフォーム本部 IT推進部 SCMG 榎本 凌 氏 |
16:00〜16:30 | 物流業事例 6か月で実現!月7000枚の紙データの電子化と電子帳簿保存法への取組み 物流業界の根強い紙文化からの脱却 全社を上げてDX推進に取り組んでいる株式会社ロジクエストでは請求書や請求に基づく発注書、稟議書など毎月7000枚以上発生する膨大な紙データの電子化に取り組んでいます。協力会社を巻き込みながら、導入検討から約半年間で運用を構築した実践術をご紹介します。 株式会社ロジクエスト 執行役員 社長室 室長 後平 佐保子 氏 |
開催日時 | 2022年7月13日(水)14:00〜16:30 |
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形式 | オンライン |
参加費 | 無料 |
定員 | 500名 |
主催 | ウイングアーク1st株式会社 |
お問い合わせ | ウイングアーク1st株式会社 セミナー事務局(marke@wingarc.com) |
※主催社の競合企業にお勤めの方、および個人の方のご参加はご遠慮ください。予めご了承のほどお願い申し上げます。 |
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