デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する大手企業が増えている昨今、データ活用を進める上で重要なテーマの一つに「データ統合」「データ基盤の整備」が上がっています。社内にデータが散在しているサイロ化を解決し、生成AI、MLをはじめとする高度なアナリティクスの活用を可能とするデータ統合やデータ基盤の構築は、DXを推進し、ビジネス成果を獲得するための重要なステップとなります。
しかし、多くの企業では未だデータ基盤環境の整備が進まない、データ統合ができない、データ活用が広がるにつれて要件に合わず活用されなくなる、などの課題に直面しています。ビジネスに貢献するために、今一度、なぜデータ活用をするのか、そのためにどんなデータ基盤が必要となるのか、考察することが重要です。
本セミナーでは、データ統合とその活用がどのようなビジネス価値を生むことが「成功」であるかを解説するとともに、クラウド時代のデータ統合の進め方、さらにはAI/MLなど最新のアナリティクスの活用方法について成功事例に基づいて解説します。
15:00〜15:30 | データ活用によくある課題と処方箋 〜3つの事例とともにご紹介〜 データをビジネスに活用する取り組みにおいて、多くの方が思ったような成果を獲得できない、データ活用が進まないといった経験をされているのではないでしょうか。様々な原因がありますが、解決すべき最重要課題は「データ統合」です。しかし、データ統合は目的ではなく、あくまでデータ活用を成功させる手段です。そして、この統合において最も重要なことは、すべてのデータを集めることではなく、「必要なデータ」を統合することです。必要なデータが統合され、活用が可能になることで、今までにないビジネス価値を生み出せるようになります。本セッションでは、多くの企業が抱えているデータ活用における課題や問題点を整理し、データ統合がなぜ必要か、またどんなビジネス価値が期待できるのかを国内外の先進事例を交えながらご紹介し、考察します。 日本テラデータ株式会社 コーポレート・エバンジェリスト/エグゼクティブ・コンサルタント 金井 啓一 |
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15:30〜15:50 | 今さら聞けないクラウド時代のデータ統合のあるべき姿 クラウドの時代では、大企業にとってはデータを一カ所に集めてモノリシックに管理することは、もはや非現実的です。一方で、ユーザーにセルフサービスで自由に管理を任せると、ガバナンスが効かず、サイロ化が進行し、連携も取れないカオスとなり得ます。分散したデータを統合し、データそしてユーザーのコラボレーションを可能とするには、テクノロジーだけではなく、データ自体の観点からもアーキテクチャを考える必要があります。 本セッションでは、クラウド時代にデータ統合を行うための主流アーキテクチャ・コンセプトとなりつつある、データファブリックについて解説するとともに、押さえるべきポイントをテクノロジーおよびデータの両面からご案内します。 日本テラデータ株式会社 クラウド・アーキテクチャ・リード 藪 公子 |
15:50〜16:10 | 生成AIでますます注目されるAI/MLの活用〜成功の鍵を握るデータ基盤のあり方〜 良質のデータは、AI/ML(機械学習)プロジェクトの成功の鍵を握っています。特にビジネス活用においては、自社の持つ情報を集積し信頼できる形に統合することが、品質・効率の両面で重要です。さらに、AI/MLプロジェクトを推進していくなかでは、独特のデータ・情報管理タスクが発生します。その1つが特徴量で、これはデータを目的に応じて加工しモデルの入力値に変換したものを指しモデルの精度に直結するものです。この特徴量は開発者ごとに管理されがちですが、実際には開発者間で共有・管理することで組織の開発能力を飛躍的に向上させることが期待できます。さらに、作成し運用されるモデルそのものも重要な情報の1つで、付帯するメタデータとともに管理・監視することが継続して価値を生み出すためには不可欠です。本セッションでは、実際のプロジェクトケースを交えつつ、AI/MLにとってのデータ統合のあり方についてお話します。 日本テラデータ株式会社 アナリティクス・スペシャリスト 森 浩太 |
16:10〜16:30 | Q&A 本日の講演者が皆様から事前にいただいたご質問に回答いたします。※本ページからご登録いただきました皆様には、別途、質問募集についてメールにてご案内いたします。 |
開催日時 | 2023年9月26日(火)15:00〜16:30 |
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形式 | オンラインセミナー |
参加費 | 無料 |
定員 | 100名 |
主催 | 日本テラデータ株式会社 |
お問い合わせ | マーケティング統括部 Marketing.JP@teradata.com |
※主催社の競合企業にお勤めの方および個人の方のご参加はご遠慮ください。予めご了承のほどお願い申し上げます。 ※プログラムは都合により変更になる場合があります。 |
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