現在、日本企業では今後の人手不足に対する対策として、社員一人一人の価値を最大化するための人的資本経営や、それに向けたDXアクションを実施する企業が増加傾向にあります。特に、生成AIの業務活用は注目を集めており、生成AIを活用した日々の業務の改革・効率化による社員価値の最大化というテーマを重視している企業も少なくありません。また、最近ではChatGPTやGeminiに代表される、チャットAIに独自の情報源を付与する仕組みである「検索拡張生成(RAG)における社内ドキュメント活用」にも注目が集まり、特に社内ナレッジを活用する業務への生成AI適用に各社可能性を見出しています。
このような生成AI 関連技術の躍進によって、社内ナレッジ・コミュニケーション情報の収集から蓄積、管理、活用の難易度を、格段に下げることが期待されています。「人とソフトウェアの共進化」を目的として活動しているPKSHA GROUPとしても、生成AIと膨大なナレッジ管理の親和性・業務適用による社員の価値最大化に対する効果の高さは検証成果として出ており、特に注力している領域となります。
しかし、ユースケースが少なく成功の形がはっきりとしていない生成AIの業務実装は、企業単体での検証には限界があることも事実です。生成AIの業務実装に関して現在最も重要なのは、結果よりも検証プロセスにより得た示唆であり、生成AIの社会実装をデザインしていくためにも、今後はさまざまな企業様と生成AIの業務実装ナレッジを共有しながら、マーケット全体でユースケースを探していく機会を積極的に創出していきたいと考えております。
本セミナーでは、PKSHA GROUPの生成AI活用の方針や思想に共感いただいている企業様をはじめ、DX・生成AI活用の先進企業である企業様を招待し、「未だ正解のない生成AIの業務実装における業務プロセス改善の検証と示唆」を実際の取り組みをベースにご紹介いたします。
13:40〜14:00 | 生成AI×ナレッジマネジメントで実現する PKSHA AI ナレッジプラットフォーム構想 大企業がDXを推進していく上で、生成AI活用の重要性が高まっている。近年では「検索拡張生成(RAG)における社内ドキュメント活用」にも注目が集まっており、これまで実現難易度が高かった「膨大な社内情報を業務適用できる形へ変容させる」ことの実現可能性が格段に増した。PKSHAからは、生成AIと社内ナレッジを活用した未来のナレッジマネジメントのあるべき姿「PKSHA AI ナレッジプラットフォーム構想」を、生成AIの潮流に触れながら解説する。 株式会社PKSHA Workplace 執行役員 兼 Workplaceビジネス本部 本部長 大西 正人 氏 |
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14:05〜14:25 | 〜静岡銀行×PKSHA〜 生成AIを活用したチャットボットによる生産性向上・業務効率化に向けた取組み 近年、検索拡張生成(RAG)における社内ドキュメント活用が注目を集め、各企業が検証に力を入れている。静岡銀行でも、従来のFAQ型チャットボットに、PKSHAの生成AIを活用したドキュメント型チャットボットを組み合わせて検証を実施。さらなる生産性向上・業務効率化を図るべく全店で利用を開始。これまでの検証内容・取組みを紹介いただく。 株式会社静岡銀行 カスタマーサポート部 事務企画グループ 課長 笠井 誠司 氏 |
14:30〜14:50 | 〜生成AI導入のポイント〜 コンサルティング企業が導入支援から得た生成AI導入における成功の条件 生成AIの業務適用は成功の形がまだ少なく、各社苦戦しながらベストプラクティスを模索している。コンサルティング会社であるアビームコンサルティング社には多くの生成AI活用に関する相談が寄せられ、さまざまなユースケースの検証を実施してきた。本セッションでは、これまでの生成AIの業務実装に関するコンサルティングから得た「生成AI導入の成功のカギ」について解説いただく。 アビームコンサルティング株式会社 執行役員 プリンシパル 西岡 千尋 氏 |
14:55〜15:15 | 〜生成AI導入の道のり〜 村田製作所が実践する社内コミュニケーション領域へのAI実装の今と未来 株式会社村田製作所はDX推進のため、さまざまな業務へのAI実装の取り組みを進めてきた。多岐にわたるDXアクションの一つとして現在可能性を感じている領域が「社内コミュニケーションDXのための生成AI活用」である。本セッションでは、現在進行形で生成AIを活用したDXアクションを進めているコミュニケーションDXの今と未来についてご紹介いただく。 株式会社村田製作所 データ戦略推進部 兼 コーポレートDX推進部 部長 内海 克也 氏 |
15:20〜15:40 | 日本マイクロソフト×PKSHAで実践した 「AIイネーブルメント」の検証と示唆 ナレッジの利活用が進むことで、個人や組織がエンパワーする。組織が持つナレッジ・情報は武器であり、特に営業領域ではセールスマンの営業力・提案力の強化や効果的な営業支援を目的とした社内ナレッジの活用は重要なテーマの一つである。この営業領域における生成AI活用で注目を集めているのが「AIイネーブルメント」である。本セッションでは、日本マイクロソフト×PKSHAで検証した「AIをアシスタントとして活用したイネーブルメントの実現」の検証について紹介いただく。 日本マイクロソフト株式会社 エグゼクティブアドバイザー 小柳津 篤 氏 |
開催日時 | 2024年7月26日(金)13:30〜16:00 |
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形式 | オンライン開催 |
参加費 | 無料 |
定員 | 500名 |
主催 | 株式会社PKSHA Workplace |
お問い合わせ | workplace_event@pkshatech.com |
※主催社の競合企業にお勤めの方および個人の方のご参加はご遠慮ください。予めご了承のほどお願い申し上げます。 |
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