デジタル化が進み、利便性が高まる一方で、クラウドの普及やシャドーITの増加により、企業における自社が保有しているインターネットに晒された資産(ドメイン、IP、API、Webアプリケーションなど)の把握が不完全なケースが増えています。管理しきれていない資産の脆弱性がサイバー犯罪者に狙われて、攻撃の糸口となるなど、セキュリティ上のリスクにもつながっています。
ランサムウェア感染の70%以上は外部公開資産の脆弱性に起因していることもあり、対策が急務となっていますが、そのためのリソースやノウハウが不足していること、またASMの技術は自動検出の精度が完全ではないため、ノイズのフィルタリングやチューニングが必要となるなど運用の負荷も大きくなる傾向にあります。ASMは外部公開資産を可視化し、脆弱性や設定ミスなど、攻撃対象となり得る状態の早期発見と迅速な対応を支援します。また、これによって攻撃対象領域が縮小されインシデント発生リスクの低減にもつながります。
本セミナーでは、気づいていないリスク(=把握しきれていない外部公開資産)を見つけ出し、適切に管理することの重要性と効率的な運用管理(マネージドサービス)についてご紹介します。 あわせてASMとの組み合わせによって攻撃の予兆を早期に把握し、被害を未然に防ぐ力を格段に高めることが可能となる脅威インテリジェンスサービスについてもご紹介します。ASMによって「攻撃されにくい状態」を構築し、脅威インテリジェンスによって「攻撃されてもすぐに気づける環境」を整えることができ、セキュリティ態勢の成熟度向上を実現するための糸口をお伝えします。
13:00〜13:30 | 知らないものは守れない。継続的アタックサーフェス管理の必要性とお手軽ASM製品CAAVのご紹介 ランサムウェア被害拡大を受けて、自社のみならず関連子会社やサプライチェーン全体のセキュリティ強化が求められる中、昨今、注目を集めているのがアタックサーフェス管理(ASM)です。その重要性や導入意義、課題に関する解説と、セキュリティ専門家不在でも最短1週間でアタックサーフェス管理が開始できる純国産ASMサービス「CAAV」を使ったアタックサーフェス管理のノウハウを紹介をします。 三井物産セキュアディレクション株式会社 プロダクト&ソリューション事業部 松﨑 貴志 |
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13:30〜14:00 | 攻撃の兆候を逃さない。ASM × 脅威インテリジェンスで実現する予測型防御 ランサムウェア攻撃の巧妙化が進む中、ASMと脅威インテリジェンスを活用した予測型防御が注目されています。本セミナーでは、兆候の早期検知と対策手法を解説します。 SOMPOリスクマネジメント株式会社 サイバーセキュリティコンサルティング部 上級コンサルタント 髙宮 真之介 SOMPOリスクマネジメント株式会社 サイバーセキュリティコンサルティング部 チームリーダー 菊地 翔太 |
開催日時 | 2025年9月10日(水)13:30〜14:30 |
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形式 | オンライン |
参加費 | 無料(事前登録制) |
定員 | 50名 |
共催 | SOMPOリスクマネジメント株式会社、三井物産セキュアディレクション株式会社 |
お問い合わせ | SOMPOリスクマネジメント株式会社 e-cyber@sompo-rc.co.jp |
※主催社の競合企業にお勤めの方および個人の方のご参加はご遠慮ください。予めご了承のほどお願い申し上げます。 |
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