「企業のサイバーリスク管理態勢を外部から可視化できるようにする」経済産業省を中心にサプライチェーン対策評価制度の基本構想の議論が進んでいます。格付け評価結果が取引を行う上での条件や目安になってくる可能性もあり、大きな転換点の1つとして注目されています。
本セミナーでは平時のリスクマネジメントの在り方やレジリエントな態勢を整備していくにあたり、単に目先の一時的な評価を得るための近視眼的なアプローチを取るのではなく、持続可能で柔軟性や拡張性のある態勢を構築していくための本質的な組織を取り巻く課題について様々な角度からご提言します。
こんな課題を抱える方におすすめ
- 全社のサイバーセキュリティを統括される立場にある方
- サイバーリスク管理を検討されたいIT部門責任者
- レジリエントな態勢を整備されたいセキュリティ担当役員
プログラム
11:00〜11:15 | サイバー格付け評価制度(案)で知っておくべき大前提 各企業が独自に考えて「できる範囲で取り組むサイバーセキュリティ」は終わりを迎えています。問題がその企業だけに留まらず、取引先を含め、社会にも広く影響を及ぼすようになってきたためです。企業の経営陣がリスク管理とレジリエンスに対する説明責任を果たすために、そして外部に対する透明性を担保するために、経済産業省が検討を進めている評価制度(案)について解説します。 株式会社IIJグローバルソリューションズ シニアコンサルタント 伊藤 通洋 |
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11:15〜11:35 | 良い★4と悪い★4の決定的な違い 組織全体のサイバーセキュリティ最適化 評価制度も含めガイドラインは達成状態を定義しますが、それをどのように達成するべきかについては問いません。自社のサイバーセキュリティビジョンと中期計画の下で通過点として達成するのか、単純に評価獲得を目指すのかでは雲泥の差です。その他にも、100のツールで達成するのと、5つのツールで達成するのでは、同じ評価でも実態は全く異なります。予算面においても限られた中でやりくりしなければなりません。プロフェッショナルの視点から推奨するアプローチをご紹介します。 Cloudflare Japan株式会社 ソリューションエンジニアリング本部 Principal Solutions Architect - SASE, CISSP 國分 直晃 |
11:35〜11:55 | 平時のリスク管理と有事のレジリエンス ★5を見据えた企業の共通点 サイバーセキュリティにおいて最も重要かつ最初に行う事は平時のリスク管理態勢です。平時の取り組みをせずに有事のインシデント計画を語ることは、レジリエンスの本質を理解していないことの証明です。「リスク管理をした上で、影響範囲と影響時間の最小化に向けて取り組む」これらをどれだけリアルタイムに行う”仕組み”をつくれるかが求められています。各業界において重要な位置を占める企業向けにこれから実施してほしい取り組みをご提言します。 セキュアワークス株式会社 Solution Technology Dept. Partner SE 高橋 邦夫 |
11:55〜12:00 | 変革に伴走する立場からのご提言 現状の考え方や、やり方を継続していくと、日に日にビジネスリスクが大きくなっていきます。これはリスク管理に取り組めば取り組む程、明らかになっていきます。新しいことに取り組むこと、変化することには不安や障壁が多数存在します。責任者の方々の不安や障壁を取り除き、期待を具現化するために私たちが何ができるのかご提言します。 株式会社IIJグローバルソリューションズ シニアコンサルタント 滝田 智広 |
セミナー概要
開催日時 | 2024年12月6日(金)11:00〜12:00 |
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形式 | オンライン |
参加費 | 無料【事前登録制】 |
主催 | 株式会社IIJグローバルソリューションズ |
共催 | セキュアワークス株式会社、Cloudflare Japan株式会社 |
お問い合わせ | 株式会社IIJグローバルソリューションズ iijgs-promotion-rm@iijglobal.co.jp |
※主催社の競合企業にお勤めの方および個人の方のご参加はご遠慮ください。予めご了承のほどお願い申し上げます。 |
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