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CAD

「Computer Aided Design」の略で、コンピュータを使って建築物や製品、機械、自動車などの製図を行うこと。あるいはそのときに使う「製図支援ソフトウェア」そのものを指すこともある。もともとは「人の手作業による設計をコンピュータで支援して効率を高める」という意味から作られた語。旧形態のデザイナーが使う「製図板」の代わりともいえるツールで、作図や修正が簡単に行えるようになる。

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CADの基本機能とは?

CADの基本機能は以下のとおり。
●正確な静製図
コンピュータを使って正確な製図作業が可能であり、図面を作成する手間を軽減して作成時間を短縮する。

●編集が容易でデータを共用可能
編集が容易で、修正のためにゼロから図面を書き直す、というような手間がなくなる。また、データフォーマットが決まっていて、それに準拠したCADソフトであれば、ベンダが異なる場合でもデータを共用して開くことができる。

●各分野用のCADがある
設計する対象物に適したCADが提供されている。たとえば「機械用CAD」「建築用CAD」「土木用CAD」など。

CADの導入メリットとは?

CADの導入メリットととしては以下が挙げられる。
●作業の効率化
テンプレートを利用したり、図形をコピーして複製したりもできるので、製図作業が容易となり、効率的な作業が可能となる。

●ミスを減らせる
コンピュータがデータから寸法を記載するので、書き写しミスのような単純な失敗が防げる。また、設計途中でも寸法や面積が自動的に計算されるので、ユーザーが図面を見ながら手計算する必要もない。

●図が正確
完成した図面はプリンターで出力されるので、手書きの図面よりも詳細で見やすい、正確な出来となる。