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OCRソフト

スキャナと組み合わせて紙文書を読み取りって文字認識するソフトのこと。「OCR」は「Optical Character Recognition」の略で、「光学式文字認識」のこと。OCRソフトによって、人間が目で認識する「活字」をコンピュータが認識できる「文字データ」に変換することができる。

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OCRソフトの基本機能とは?

OCRソフトの基本機能は以下のとおり。
●文字のデータ化
スキャナーで読み取った紙文書の文字を解析して文字として認識し、データ化する。

●文字データの保存
文字データはテキストファイルとして保存し、ほかのソフトで利用できる。

●画像の文字データ化
製品によっては、デジタルカメラで撮影した写真の中から文字を認識することもできる。たとえばホワイトボードの板書をデジタルカメラで撮影し、画像データを分析して文字データを取り出すことも可能だ。

●透明テキストの作成
ソフトによっては、画像やPDFファイルに「透明テキスト」を埋め込むことができる。これによって、文字を含む画像やPDFファイルで文字検索が可能となる。

OCRソフトの導入メリットとは?

OCRソフトの導入メリットは主に以下の3つだ。
●正確な文字データを作成できる
紙文書の文字を読み取ってデータ化するOCRソフトだが、文字の認識成功率はソフトによって異なり、誤認識された文字が多少含まれることもある。そのため、データ化された文字を目で追って修正する手間が発生することになるが、これは紙文書の文字を人間が読み取ってタイピング入力する手間と比較すればかなり容易な作業といえるだろう。

●ほかのアプリとの連携
読み取った文字データをほかのアプリと連携して利用することもできる。たとえば紙文書をOCR処理し、そのままWord文書に変換するということも可能。

●文書の検索が可能になる
文書を文字データにすることで、紙文書では容易でなかった検索が可能になる。