事例

インターシステムズジャパン株式会社

インターシステムズジャパン株式会社

性能・分析・拡張性など高度な要件をもつ大手投資銀行が認めたデータ基盤とは?

フォーチュン100に名を連ねる大手投資銀行では、Hadoopデータレイクのさまざまな技術的課題に直面していた。動的な拡張性やミリ秒単位のクエリ応答性など高度な要件に対応すべく検討された、データ基盤刷新の取り組みを紹介する。

要約

 年間収益が329億ドルに上り、フォーチュン100にも名を連ねる大手投資銀行では、データの蓄積にHadoopデータレイクを活用していた。しかし、基本的な履歴分析には対応できたものの、データストリームのリアルタイム分析やドリルダウン分析ができず、スケールアウト時にも制約があるなど、さまざまな技術的課題に直面していた。

 そこで同行は、データプラットフォームの刷新を決意する。新たな基盤に求めたのは、最終顧客の資産に関するアドホッククエリへの対応、動的な拡張性およびミリ秒単位のクエリ応答性など、高度なものだった。さらに、インフラコストの低減、増大しつづけるデータの速度や容量の増加に対応できる拡張性なども要件となった。

 これらを満たした新たなデータプラットフォームにより、単一の参照アーキテクチャを構築することで、ユーザー定義のアドホッククエリに高いパフォーマンスで対応できるようなった。他にもHDFS(Hadoop Distributed File System)との連携によりテラバイト級の履歴データの統合が可能になるなど、多くの効果が生まれたという。本資料では、同行の事例を基にこのデータプラットフォームの実力を探る。

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