QNAP TurboNASシリーズ

システム環境に柔軟に対応できるユニファイドストレージ

QNAP TurboNASシリーズは、ファイルベースのNASとブロックベースのiSCSI（IP-SAN）の両方のストレージ環境を提供できるユニファイドストレージだ。ラックマウントとデスクトップの2タイプがあり、ベイ数も24ベイから1ベイまでの幅広い製品ラインナップを用意。更に拡張エンクロージャによって物理容量を容易に拡張できるため、企業・データセンターからSOHO・一般家庭までの幅広いシステム環境で活用可能だ。

オープンソースウイルス対策ソフトClam AVを標準実装しており、Windows/Linux/Macのすべての環境で安心して利用できる。

■容量拡張でビッグデータへも対応可能
TurboNASシリーズは、ドライブや拡張エンクロージャの増設により、ドライブ最大152本、物理容量最大912TB（6TB SATA HDD使用時）までスケーラブルに拡張できる。オンラインによるRAIDレベルの移行も行えるためスモールスタートに適しており、初期投資を抑えることができる。

■主要な仮想環境をサポート
TurboNASシリーズは、VMware vSphere、Microsoft Hyper-V、Citrix XenServer
の各仮想環境をサポート。

VMware vSphereではiSCSI用とNAS用のVAAIをサポートしており、ESXi環境でのCPU・メモリ・帯域等のリソース消費を抑制できる。vSphereクライアントプラグインもサポートしており、コンソール上でTurboNASシリーズの一元管理が可能だ。

Hyper-VではODXをサポートしており、Hyper-Vサーバへの負荷軽減とレスポンス向上を実現。更にMicrosoft System Center Virtual Machine Managerから直接Turbo NASシリーズを管理できる。

■バックアップも多彩
2台のTurboNASシリーズの間でデータを同期レプリケーションしたり（RTRR）、スケジュールによる非同期レプリケーション（rsync）が行える。Amazon S3、Microsoft Azure、Dropbox、Google Driveなどのクラウドストレージバックアップにも標準対応。USB経由でのローカルバックアップも可能だ。