JTB情報システム
シンクライアント化のコストを大幅削減。働き方改革も簡単に実現
本来廃棄するデスクトップPCを利用でき、シンクライアント化のコストを大幅削減。それだけではなく、USBブート型シンクライアント製品の導入効果は多方面に波及している。
JTB情報システムは、JTBグループのシステム企画、開発、運用や旅行業向けパッケージソフトの開発を行っている企業。同社では、全社員と常駐の協力会社スタッフ用のデスクトップマシン750台へ、USBキーを挿入するだけで既存PCをシンクライアント端末化できるUSBブート型のシンクライアント製品「monoPack(旧 IVEX Xexus)」を導入した。
課題
同社ではWindows XPのサポート終了を機に仮想環境を導入し、業務用のPCをシンクライアント化することを決定した。だが750台ものPCを専用シンクライアントマシンに置き換えるとなると莫大なコストがかかる。システムの入れ替えにかかるコストを削減するため、いろいろな選択肢を検討する中で出会ったのが、今までのハードウェアリソースを活用してシンクライアント環境が構築できる、USBブート型のシンクライアント製品だった。
解決方法
USBブート型のシンクライアント製品であれば、本来費用をかけて廃棄しなければならないデスクトップPCがそのまま利用できるため、コストメリットが非常に大きいと判断した同社は、「monoPack(旧 IVEX Xexus)」の採用を決定。また、「monoPack」は他社製品と比べ端末マシンに対する要求スペックが非常に低く、特に必要な搭載メモリが少なくて済むため、メモリ増設のための追加コストが必要なかったことも採用の決め手となった。
効果
コストの大幅削減はもちろん、端末から直接外部にアクセスできない設定とすることで、セキュリティは大幅に強化。起動やシャットダウンにかかる時間がWindowsに比べて短いこともメリットだ。さらに「monoPack」を自宅のPCに装着することで簡単に在宅勤務ができるようにもなった。PCやタブレットなどのデバイスを選ぶことなく自分のデスクトップを表示させ業務を行うことが可能となり、資料のペーパーレス化も大きく進展した。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
---|---|
課題 | コスト削減 |
業種 | 情報サービス業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2014年 |
提供企業・製品
導入製品名:USBブート型シンクライアント 「IVEX Xexus」
提供企業:日本ナレッジ株式会社
掲載日:2018/03/30
更新日:2019/02/15
掲載内容は掲載日、更新日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。