COBOL 4000万行をAIが解析 レガシー刷新は「数年」から「数カ月」へ

レガシーシステムの刷新は、現状調査や依存関係の整理だけでも膨大な工数がかかる。AWSは、こうした作業をAIエージェントで自動化する「AWS Transform」を提供している。VMwareやメインフレーム、Windowsの移行はどこまで短縮できるのか。

 老朽化したシステムの維持に人員と予算を取られ、DXや生成AIの活用に手が回らない。こうした状況から脱するにはレガシーシステムを刷新する必要があるが、その作業自体にも多大な時間とコストがかかる。

 特に厄介なのが、長年使われてきたシステムの現状把握だ。膨大なコードを読み解き、アプリケーション間の依存関係や業務ロジック、アクセス権限を洗い出した上で、安全な移行計画を立てなければならない。仕様書が残っていなかったり、システムを理解する担当者が退職していたりすれば、調査だけでプロジェクトが停滞することもある。

 では、こうした人手に頼ってきた作業をAIエージェントに任せれば、レガシー刷新はどこまで短縮できるのか。AWSが公開した事例では、数年がかりとされてきたメインフレームの刷新期間を数カ月に短縮したほか、アプリケーションの調査時間や移行計画の作成工数を大幅に減らしたケースもあるという。

仕様書も担当者もいない――AIはレガシー刷新の「どこ」を引き受けるのか

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