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» 2019年04月05日 10時00分 公開

PFUによるRPAサービスの特徴や事例を徹底解説

[RPA BANK]

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RPA BANK

RPAは、それまで人が行っていた業務を自動化するものだが、それはすでにデジタル化されたデータを加工するものだと思っている方も多いのではないだろうか?従来の紙でやりとりしている帳票などは、結局手作業で入力するしかないとあきらめてはいないだろうか?

実際には、RPAを導入すれば、そうした大量の書類を手入力しないでも作業で済み、業務を効率化することができる。こうした課題を解決してくれるのが「株式会社PFU」である。PFUでは、コンピューター開発で培った技術を基に、世界シェアNo.1のドキュメントスキャナーをはじめとするICTに関するソリューションのサービスを提供している。

大量の紙の書類を自動で入力する課題を解決してくれる「スキャナー×OCR」とはどのようなソリューションなのか、詳しく紹介したい。

■記事内目次

  • PFUによるRPAサービス
  • PFUによる「RPAサービス」でできること・特徴
    • 特徴1:OCR化で業務効率をアップ
    • 特徴2:RPAツールとシームレスに連携
    • 特徴3:書類の紛失や情報漏洩リスクを低減
  • 業務用イメージスキャナー「fiシリーズ」と、手書き文字を高精度で認識するOCRソフトウェア「DynaEye EX」を自社で提供
  • 紙文書からのデータ抽出を自動化するクラウド型のキャプチャーサービス「PFU Smart Capture Service」を提供
  • 導入サポート体制を強化
  • PFUの「RPAサービス」の導入事例・実績
    • 事例1:紙文書を4ヵ月間で92%削減し、「1人1日1時間」の余力を創出

PFUによるRPAサービス

PFUでは、自社で開発・製造・販売しているイメージスキャナーや、高精度な光学文字認識技術(OCR)を持っており、業務用のOCRソフトウェアもリリースしている。さらに、スキャナーなどで読み取った紙帳票のキャプチャー処理を起点として、ユーザーの業務システムに情報を連携するまでの業務プロセスを自動化するRPAサービスも提供している。

PFUによる「RPAサービス」でできること・特徴

RPAを導入すれば、PCを使った定型作業を自動化することが可能だ。しかし、大量の紙の書類からデータを入力する作業が手作業のままだと、業務効率化の効果は限定されてしまう。そこで、PFUのRPAサービスでは、スキャナーとの連携により、紙の書類からのデータ入力を大幅に効率化してくれる。

「スキャナー×OCR」ソリューションと名付けられたPFUのRPAサービスでは、クラウド型のキャプチャーサービスである「ドキュメントキャプチャーサービス」や、紙帳票や紙文書から電子化したドキュメントなどを活用するためのドキュメント管理基盤「イメージファイリング」を利用できる。

特徴1:OCR化で業務効率をアップ

OCRを活用することで、紙文書を人手によってデータ入力する負荷が軽減する。また、OCRで読み取ったデータを画面で確認・修正することで、誤入力も防止できるようになる。それだけでなく、スキャナーで読み取ったイメージデータを活用することにより、問い合わせ対応をスピードアップさせることもできる。

特徴2:RPAツールとシームレスに連携

OCRで紙書類から読み取ったデータは、CSV形式での出力が可能となっている。そのため、CSV形式のインターフェースをサポートしているRPAツールであれば、データを連携することもできる。

特徴3:書類の紛失や情報漏洩リスクを低減

ネットワーク経由でデータを連携することにより、紙文書に記載されていたデータをデジタルで管理できるようになる。紙で情報を管理していた場合に起こりがちだった書類の紛失や情報漏洩のリスクを、低減させることができるのだ。

業務用イメージスキャナー「fiシリーズ」と手書き文字にも対応するOCRソフトウェア「DynaEye EX」

PFUは、FUJITSUブランドのイメージスキャナー「fiシリーズ」を開発・製造から販売・サポートまで行っている。また、AIを活用した新世代のOCRソフトウェア「DynaEye EX」を自社で提供している。これらを活用した「スキャナー×OCR」ソリューションとRPAサービスを連携させることで、紙帳票にまつわる業務プロセス全体をサポートしてくれる。

データ抽出を自動化するクラウド型キャプチャーサービス「PFU Smart Capture Service」

さらにPFUでは、RPAと連動したクラウド型キャプチャーサービス「PFU Smart Capture Service」を提供している。これは、業務で発生するさまざまな紙文書や帳票を仕分けて、必要な情報を自動的に抽出してくれるサービスだ。

2018年11月には、日本語手書きOCRやOCRノイズ除去機能、事前定義済帳票の拡充などによるキャプチャー機能を強化している。また、読み取り精度を向上させ、キャプチャー作業やRPA連携作業といったオペレーション自動化の機能を搭載した、機能強化版も発売されている。

導入サポート体制を強化

このほかにもPFUでは、帳票の読み取り精度をさらにサポートする「帳票チューニングセンター」や、キャプチャー処理後のRPAによる業務自動化をサポートする「RPAサポートセンター」といったサービスも新設している。OCRとRPAの組み合わせによる業務自動化を強力に支援してくれるので、たいへん心強い。

PFUの「RPAサービス」の導入事例・実績

紙の文書を削減して業務の自動化を推進するPFUのRPAサービスは、どのように活用されているのだろうか。自社への導入事例から、その実績を紹介したい。

事例1:紙文書を4ヵ月間で92%削減し、「1人1日1時間」の余力を創出

クライアント:自社(株式会社PFU)

課題:ペーパーレス化による生産性の向上。

株式会社PFUでは、自社の強みが生かせるアプローチから働き方改革を進めていこうと、2014年からペーパーレス化を起点にした生産性の向上に取り組んでいる。

<具体的な課題>

  • 場所にとらわれない柔軟なワークスタイルを実現。
  • 書庫だったスペースの有効活用。
  • 紙の資料をデジタル化し、専用ソフトでの一元管理。
  • ペーパーレス化によって、「1人1日1時間」をより有意義な業務に振り向けたい。

<RPAによるソリューション>

RPAツール「WinActor(ウィンアクター)」とイメージスキャナー、自社開発のOCRソフトのDynaEye EXを連携させることで、1日100枚にも上る納品書と購買履歴の照合や、納品日と納品数の入力、スキャン画像の保存など、すべてをロボットに任せた。

<RPA導入後の成果>

  • クリアファイルに挟んだ紙のやりとりや保管をやめ、会議の配布資料もPCやタブレットを経由した共有に切り替え、デスクの引き出しも撤去できた。
  • 開始から4ヵ月間でオフィス内の紙文書を92%削減した。
  • 年間で3人月相当のリソースを創出でき、「パート1人分の働きをするデジタルレイバー」が新しい同僚となった。

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「スキャナー×OCR」ソリューションでさらなる業務自動化を図るPFUのRPAサービス

PFUでは、紙の書類からデータ入力する作業を含め、定型作業をRPAに任せることで、業務効率化の効果を最大化できるサービスを提供している。紙の帳票や書類による業務が大量に残っているため、RPAの導入になかなか踏み切れない、あるいは導入してもなかなか効果が上がらなかったという企業は、ぜひ問い合わせていただきたい。

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