RPAが放置される……GMOクリック証券、ロボット内製化への逆転劇

現場でRPAの活用が進まない――RPA導入に課題を抱えたGMOクリック証券は、ある施策によってRPA化をしぶる従業員の心をつかんだ。

 RPAを導入したものの、現場ユーザーが使いこなせず宝の持ち腐れになってしまう。こうした課題を抱えるRPA導入企業は少なくない。RPAは内製化することで大きな効果が期待できる一方、エンドユーザーにとってRPAは新規のツールであり、活用には心理的ハードルも高い。

 ネット証券大手のGMOクリック証券も、同様の課題を抱えていた。導入初期には業務の棚卸しにつまずき、ロボットの稼働実績が生まれないという事態に陥ったという。「RPAが使われない」と嘆いた同社が、ロボット内製化のための土壌を築くために何を行ったのか。

業務を棚卸しできない、現場で使われない……出だしでつまずいたRPA導入

 現場がRPAを使いやすいように、またロボットの効果や利便性を認知できるようにと行った仕掛けによって事態は大きく変わった。今では、現場ユーザーの間でRPAの関心度が高まり、ロボット活用に向けて部門を超えたナレッジの共有やコラボレーションが進んでいるという。

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