ランサムウェアも楽じゃない 悪徳ハッカー業界も“多重下請け構造”だった?:583th Lap

世界的に被害が拡大する「ランサムウェア」。ランサムウェアを取り扱う悪のハッカー集団にもIT業界と似た組織構造があるという。

 ランサムウェアの被害は拡大し続けている。2020年9月10日、ドイツのデュッセルドルフ大学病院がランサムウェアの攻撃を受け、病院内のサーバ30台以上が使用不可となった。その結果、同病院に運ばれた救急患者への処置が遅れ、患者は亡くなってしまうという事態も引き起こした。

 ランサムウェアが人間の命を奪ってしまった事例は珍しいが、今後もランサムウェアがはびこれば、同様のケースが増える可能性は否めない。

 その懸念を増幅させるような情報がもたらされた。ランサムウェアを使ったハッキング作業の首謀者たちは「下請け作業」をこなす人員を多数雇っているというのだ。一体、どういうことなのだろうか──?

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