凸版印刷のAI校閲・校正支援システムで制作業務を効率化
凸版印刷は、「AI校閲・校正支援システム」の機能を強化した。Googleが開発した自然言語処理モデル「BERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)」を採用している。
凸版印刷は2021年4月15日、「AI校閲・校正支援システム」の機能を強化すると発表した。今回の機能強化でリモートワークにおける社内回覧や校正業務の効率を高めた。
AI校閲・校正支援システムは、金融業界に向けた、印刷物やデジタルコンテンツの制作、校正といった業務を効率化するサービスだ。AI(人工知能)を活用した誤表記の検出ができ、助詞の誤用や漢字の誤変換なども文脈に合わせて検出できる。
オンラインコンテンツ確認の無駄を解消、BERTを使った自動化も
%メンバー
コンテンツの制作では、複数の担当者に確認依頼を発信したり、各担当者が入れた指摘や修正指示を共有したりするなど、集約作業が負荷になっている。さらに、制作ファイルの共有や指示の意図を確認する必要が生じたり、人によって修正指示の基準が異なったりするため、対面でのコミュニケーションが必要になることが多い。そのため、こうした業務をリモートワークでスムーズに実施できるようにすることが課題だった。
今回、オンライン校正・回覧機能とコミュニケーション機能を強化した。同一ファイルに対して、複数人が同時に校正できる。関係者の間で、校正内容や疑問を共有し、速やかに認識を統一することも可能だ。
自動チェック機能と組み合わせれば、アップロードしたファイルの問題がある部分に警告を表示し、その状態から校正業務を始められる。さらに、学習~推論アルゴリズムに、Googleが開発した自然言語処理モデル「BERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)」を採用し、日本語が誤っている箇所の推測精度を高めた。
なお、価格は、利用条件によって変動するが、初期費用が500万円、運用費用が月額40万円である。
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